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ぴかぴかの方舟に雨、編

ここはむしろ雑記帳、といいつつ、それ以上のページにしたいですね。
みなさまからの投稿もお待ちしてます。
我こそはって方は肩肘張らず、いつものように
(ただしもちろん中傷誹謗を目的とするものは論外です)、
mailto:info@sonimage.ne.jp
2000年12月6日、午前7時50分頃スタート。

7月11日(水)
体調悪しく、しばらくこの日記、
お休みさせていただきます。
工事して復活しますので、
よろしくお願いいたします。
Eメール予約は引き続き受け付けますのでご安心ください。

「ぷち・そにまーじゅ・ぐるーぷまん」
更新です。


7月10日(火)、午前1時半
おばあ様方のアイドルのような総理大臣を仰ぐこの国。
総理の口から出る言葉は5年前と変わらない。
郵政省の民営化。
具体的な政策は一本調子で、さらに実現の兆しすらない。
また泡を信仰し始めている。
今回はもっと危険だと思う。
落ちて行くのを信じたくないのだ、この国は。
ただそれだけで静かなるファシズムが進行する


7月9日(月)、午後8時
脳玉が膨れそうに熱いです。
こけっしーから久々のメール、
個人的なものかweb的なものか判断できないので、
アップします。
kokeshi.htm
肝っ玉母ちゃんが帰ってきたので無駄に電気を使えません。
さようなら。


7月8日(日)、午後5時
ゲロリました、ごめんなさい。
トミーの店で飲んだくれていたんですけれどね、
ファム・ファタルのような綺麗な人がいて
暴飲。
彼女が帰った後、ケータイのアドレスにメールを送れと周囲の冷やかし。
ぼくもH’’片手に親指を動かすその内に。
なあんか脳みその辺りが冷たくなってきまして、
メールを打つ作業が細かい動作を要求するのに、
脳みそが着いてゆけない。
なんだかファム・ファタルどころじゃなくなって急いで店を出て、
店の近所でしゃがみこんでいたら、
怒涛の如く
以下、省略。
随分痩せたよ、めでたし
かな?


7月7日(土)、午後3時半
七夕だ。
3年前の今日、近くの書店が閉店した。
名前を
「銀河書房」
といった。
開店したのも七夕ならば、
閉店したのも七夕だった。
奥さんの健康状態が悪くなったからだという。
快復したら、
七夕、
もう一度、お店を始めて欲しい。
ささやかな願い。


7月6日(金)、午前零時
向井千恵さんから直々のオファーで、
ARTLAND武蔵小金井
という所で
8月11日(土)
「弾き語り」
というコンセプトでの出演を依頼された。
「弾き語り」って何?
と考えもせずに光栄な申し出にOKしてしまいました。
ところでいつものぼくのソロ・パフォーマンス。
アレも「弾き語り」と言えなくもない。
ただ同じコトをやっても意義がない。
さあ、どうしよう?
器材セッティングが灰野さんとかぶるので予め了承を得ました。
ただスタイルは別のものになるはずです。
多分、今年のぼくのライブでは一番の見物(みもの)になるんじゃないかなあ。
当日は偶然にも三上寛さんとご一緒。
これは心強い。
sonimage2.htm


ページ「the sonimage ep. collection」更新です。
ep.htm

7月5日(木)、午前5時
昨夜はナイス・ファイトな夜だったと思う。
ヘブンス・ドアという小屋で平日。
他のバンドのファンを振り向かせるのは凄い労苦。
それが少しでも成功した夜だった。
LIVEは水物だけあって、当初のリハーサル通りには中々行かなかったけれど、
うん、LIVEは水物でいいんじゃないかな?
LaLaはパーティ・バンドでありながら、
それを超えるなにかを持っていると思います。
次回のライブは
11月23日(祝・金)
ヘブンス・ドア三軒茶屋
割礼
みみのこと
割礼子
LaLa
企画なだけに昨夜よりもトータライズされていてGOO!
ナイス・ファイトをもう一度!


7月4日(水)、午前零時
大事を前にして心静か・・・・・・
な訳がなく、急いている自分がいる。
読書が出来ないほどの暑さも気になるけれど、
今日、LaLa来てね。
ちょっぴし音程危ない曲が2曲あるけれど、
今日、LaLa来てね。
自分としては天然パーマがくりんとしてて
「こいつはどうなんだろう?」
って?(はてなあ)。
いいライブになるだろうけれど、
所詮R&Rパーティですから。
楽しんでもらうしか使い道のないライブをやります。
ベスト体重で出演できそうです。
いやあと2Kg痩せたい。
取り止めがないので寝ます。
へたくそですねこの日記。


7月3日(火)、午後零時半
暑いのに「暑いですね」と確認することもなかろうに、
暑いですね。
脳内の沸点目掛けて身体中がピークに達しています。
読書は
「パッション ジャック・デリダ 未来社」
に戻った。
それも最初から読み直し。
内容はね・・・・・・分かっていたら読み直しなんかしないよ。
明日はライブ。
みなさんヘブンスドア三軒茶屋でお会いしましょう。


7月2日(月)、午前6時
山岸涼子が「アラベスク」以来の本格バレイ漫画に挑戦している。
「テレプシコーラ 山岸涼子 メディア・ファクトリー」
といっても
「アラベスク」
のような破天荒さはなく、社会派の側面も織り交ぜながらの物語。
舞台が現代日本のせいもあるのだろう。
いずれにしてもこれからが楽しみ。
さて、
絶食ダイエット好調。
こんな無謀なダイエットが好調だと、他の面で不調が出そうで怖い。
けれど5Kg減も夢ではなくなってきている。
どうしたんだろう?
反動が怖い。


7月1日(日)、午前零時半
近所のトミーズ・カフェで暴飲。
だってM姉妹が来たんだもの。
M妹とは初対面で緊張しましたが、
M姉御は私の気に入り(コレ、読んでないといいなあ)。
なので、ヘベレケになってもお話に従いました!
さて、この日、トミーズ・カフェでは恒例のJAZZ LIVE。
バークレー音楽院出身の彼は華麗なギター・ヴォイシングを決める。
わたくし出自の違いを見せ付けられて頭を抱え込んだ。
勉強しよう。
そう思う一日でした。
さて色川武大の処女作「黒い布」を読んだ。
正直、やはり不出来な作品だと思う。
そうだとしても後年の傑作に繋がる要素はたんまりとあって、
文学とは深いものだと思わずに要られない。
再三になりますが「黒い布」は
「生家へ 色川武大 講談社文芸文庫」
所収。
素敵な一冊です。
マスト!


企画を第一弾だけ正式発表しました。
芝門さんのBBSと割礼のBBSにて。
11月23日(祝・金)
ヘブンスドア三軒茶屋
割礼
みみのこと
割礼子ソロ
(ゲルハルトフックス氏のある休日の午後)
LaLa
(なかおちさと)

去年の年末に、その年のベスト3として
割礼「空中のチョコレート工場」
を挙げていた川口さん。
以前、割礼のスタッフだった割礼子さん。
そしてぼく。
盟友三人の星であった割礼。

そんなコンセプトです。
sonimage2.htm

6月30日(土)、午前8時
ただいまと帰宅。
LaLaの深夜練習でくたくただよ。
でも今回のLaLaは見所多いなあ。
自分でやっていても分かる。
ひとつの形がありながら自在という不思議。
音楽ならではの不思議を観てもらえそう。
7月4日(水)ヘブンスドア三軒茶屋19:00
五バンド中の四番目の出演。
20:30以降の出演になると思います。
お店としても実質的なトリに位置する順番として扱ってくれています。
ホントのトリだとそのバンドのお客さんしか居ない。
その点、五バンド中の四番目は憎いポジション。
どうにもこうにも当日が楽しみで仕方が無い。
さて絶食の初心何処へやら?
食べちゃった。
リセット。


6月29日(金)、午前6時半
3年B組 金八先生の夢を見た。
金八さんは寄る年波にも負けずに若かったなあ。
教室内で陰湿ないじめが在ってね。
うん、いじめられ役はぼくの同級生で鼻につく奴なんだ。
ぼくはいじめる役で登場。
金八さんの説教を受けました。
学校では出席日数以外あんまり起こられた記憶無いなあ。
ちょっと感涙モノの夢。
なんでこの夢やねん! って気は大いにしますが。
「黒い布 色川武大」
を読んでいます。彼の処女作です。
ちょっと文体が古いですが、その後「生家へ」に続く要素が幾つか見受けられ、
処女作というのは出来不出来(不出来だと思います)は別にして
後の作品を凝縮させているんだなあ。
太宰治の「晩年」なんかもそのうちだよね。
「黒い布」は
「生家へ 色川武大 講談社文芸文庫」
に所収されています。


6月28日(木)、午前零時
扉を変えたよ。
石丸伯爵が「え、それ誰の絵、綺麗じゃん」というから、
オレの絵を使った! 多分、絶対、夏季限定、なので僅かの間ですがご賞味ください。
ダイエット生活絶好調。やっと「アノ」王台を割れたよ!
ダイエット生活って失うものが体重だけというのがいいよね。
昨日は買い物にお付き合い。
買い物たってクルマだ、クルマ。
タイヤよっつの上にガツンと乗った自動車ですよ。
桜木町の中古屋センターでお買い物、しめて130万円!
腰が抜けそうな金額ですがオート・ローンです。
それでも凄いよな、100万円の審査が通るなんて。
ぼくのローン審査なんて傷だらけだからね、使えねえ、使えねえ。
それでもよくNICOSとAMEXは気前がいいなあ、不思議。
閑話休題。
ワゴンRのパール・ホワイト超限定版!
座席に座った瞬間に「あ、これは出会いだ」と感服。
昔、ダイナソーJRがデビッド・ボウイをパロッて「WAGON」という名カヴァーを残したのを思い返した。
あれはもうワゴンは手に入れられないという不幸な曲だったけれど、
ベースには「ワゴン」への愛惜が滲み出ていた。
そんな歌を思い返したよ。
うん
いい思いだった。
助手席のスペースも広くて。
そこにはぼくが座るんだ。


6月27日(水)、午前2時
企画の発表まで閑散としたアクセス数なので、
懲りずに引き続いてダイエット日記などを・・・・・・。
いま洒落にならない位、体重MAX!
困ったものだとちょっと絶食ダイエットに入ろうかと思います。
プラス筋トレね。
ハードです。
しかしこれを乗り越えないと、ぼくの年頃、
そのまま中年太りになってしまうので、
正念場。
絶食といってもバナナ位は食べようかなとね。
玄米も美味しく炊き直して、挫折したときの準備を万端に。
成功するかしら?
なんか色々矛盾しているようですわ。
ガンバ!

ページ「続・ソニマージュ・レコーズ」更新です。

6月26日(火)、午後2時
サプリメント飲んだからといって痩せるとは到底思えない。
ので、玄米食に変えてみた。ところがこの玄米、炊くのが難しくて、
ボロボロと箸の隙間から落ちて行く、ああ落ちて行く。
ただ白米よりは好きだな。薫り豊かで、この香りが嫌いな人が多いのだろうけれど。
さて
本日の成果はまだ出ていません。ダイエット日記続行中(この日記ネタ切れなんだよ、もう)。

6月25日(月)、午前5時半
慌しさから少し解放されました。
ミュージシャンって土日に打ち合わせをするんでしょうかね?
さて、目標体重5Kg減。
「今日から」
本当は昨夜からのつもりだったのにどか食いしてしまいました。
5Kgでいいんです神様! 5Kg減れば痩せている方に入れるんです!
飲み水はダイエット・ウォーターでごくごくと。その他サプリメントいっぱい。
うーん、サプリメントの価格を考えたら↓の「3万円」って安いのかしら?
まあ、二週間後までゆっくりじっくりゆきます。久しぶりにフーコーを手にしました。
「臨床医学の誕生 ミシェル・フーコー みすず書房」
内容は半年後に訊いて下さい。


6月24日(日)、午前11時半
企画にて多忙。箇条書きで失礼。
ホッピー神山さんと連絡つきました。うまく行きますように!
割礼の宍戸さん! 連絡が来ました。
わたしそれまで眠っていたので、応対に失礼がなかったかどうかちょっぴし不安で仕方ありません。
企画はGO→!
以上、企画にて多忙でした。
目標5Kg減。


6月23日(土)、午前零時半
昨日はどうもすびばせんでした。
日記書いた後眠ったら治ってました、ウソのよう。
最近、結構凄い本が書店に平積みで並んでいます。
「我が生涯の弁明 フィリップ・K・ディック アスペクト」
冒頭を読んだばかりですがかなり面白い。
フィリップ・K・ディップは映画「ブレード・ランナー」の原作「アンドロイドは羊の夢を見るか」の作者。
彼に「ヴァリス」という作品があります。「しらふ」で書いたらしいのだけれど、凄いディープなサイケデリック文学。
その大元となった出来事。1974年2月、ディックは神と出会ったという壮大な電波系の出来事を、
ディック本人が「アレはナンだったのだろう?」と丹念に振り返っています。
面白いです。
マスト!


6月22日(金)、午後3時半
どうもすびばせんです。風邪をびいてぢまいまぢた。日記になるびょうな何事もおごっておりばせん。
ひたすら寝入っていばす。本くらいはよびたいのですが、高熱でよべません。
またまだ学級閉鎖でず。ごべんなさい。


6月21日(木)、午前11時半
企画が中々、実にならない。
webを始める前にはメールでニュースを垂れ流していた。
いまもその活動は続けていて、進行中の企画について詳細を述べたりする。
その名も「日々の生活舎メーリング・リスト」
メーリング・リストとは名ばかりで、ぼくだけが自分の連絡先の中から何名か見積もって一斉送信。
本当のメーリング・リストのようにサークル状にはならない。一方通行・・・・・・かな?
ただまだwebでは発表できない事柄だらけの今の状態には、
企画の進行状態をこうしたやり方で報告するしかないなあ。
本当にアーティストの方々は呑気なんだから。
一番近い企画は10月。もうすぐです。
一日も早くどでかいの発表したいのだよ。


6月20日(水)、午前一時半
ダイエット生活二日目に突入だ。
昨日は夕食におそばならいいかな?あんまり太らないようだもんね、イメージ的に。それでも炭水化物だけど。
ああ、LaLaは今晩も充実していたなあ。よし打ち合わせに飲みに行くか。サラダねサラダ。ダイエットのためだもん。
結果発表!
ダイエット前の体重に戻ったよ。
今回はスタジオでの演奏ではあまり暴れないせいだと思う。いつもはステージ本番程度に暴れるんだ。
さて
「絵画における真理 ジャック・デリダ 法政大学出版」
名著だけれどお金がなくて買えなかったモノ。無理して手に入れました(ホント無理)。
無理した甲斐があって冒頭から面白い。
あと家を隈なく探したら父親が集めていた
「カムイ伝 白土三平 小学館」
「鉄腕アトム 手塚治虫 朝日ソノラマ」
それぞれ全巻発掘。
読書に没頭で空腹を忘れるというダイエットにしよう。


6月19日(火)、午前零時半
わたしはデブだと自覚した。
伊勢佐木町モールの黄金町寄り(柳美里の「ゴールド・ラッシュ 新潮社」の舞台ね)をてくてくと歩いていると薬局。
その店先に「一週間で5Kg、痩せられる!」ってな看板が!
そいつはスゲエ!。 という訳でお伺いを立てた訳ですが・・・・・・
三日間の絶食がありますけれどいいですかね? と額に脂の乗り切った親父が言う。
まあ、三日間位ならいいか。これとこれとこれを飲んでもらいます。見せられたのは薬剤の数々。
ちょっと、わたくしこの時点で「¥」を気にしだした。
ほら、浅草キッドもこんなに痩せてね。成功例として浅草キッドの水道橋博士が登場している。
うん確かに痩せている。けれど「¥」は?
「ううん、全部で3万円位ですね」
アホカー!

でも悪質エステはもっと高いんだろうね。
とりあえず絶食期間中は野菜ジュースだけとタダで教えてもらったので、
金かけず自分でやるよ。
やるよ、おいら!


6月18日(月)、午前10時半
散髪に行くのだ。
近所に凄腕のカリスマ美容師がいてね。バブル期に、今では当たり前の、しかし当時は画期的な
「ロッドを使わないパーマ」
を開発したひと。いやホントのカリスマだよね、そんなひと。
ただし権利は協会が保有しているため、窮民たちの巣、横浜弘明寺でお店を経営中。
このひとに髪を任せてほぼ13年。凄い年月になるね。いつも同じ美容師でなければ、
この固い髪は大人しくしてくれないのです。
いまなおぼくが弘明寺に拘っている理由にこのひとの存在はでかいです。
散髪に行くのだ。


6月17日(日)、午前7時
今帰った、文句あるかい。
昨夜は友部さんのライブを堪能してから、石丸伯爵のグループに合流、暴飲。
もう暴飲も暴飲。胃が痛いです。
さて伯爵さまとのお話は、小泉政権の支持率90パーセント(TBS)は狂っているぜってコト。
ナチス以上だという伯爵の指摘。
当時のナチスの支持率はどれほどか分からないけれど、
90%! ううん、かなり近いと予測される。
首相公選制度になったら石原慎太郎が首相になってしまうようなそんな狂った国だ。
いわゆる「正常な」方々がその支持基盤。
文句有り。
見送りの日


6月16日(土)、午前零時
仕事が切り上がったため、今日はライブに足を運ぼうかと思うのですが、
みみのこと(ワンマン)友部正人(ワンマン)割礼(ワンマン)
と何処に足を向けていいのか分からない状態で困っています。
みみのことは21日にもあるし、割礼もいっぱいあるし、ここは友部さんになると思います。
ちょっとご無沙汰はいけないだろうという感じなので。
ただ他の両バンドは次回11月の「サボテンだらけの部屋」日時未定
に参加いただけるのでね〜(割礼最終決定!)。
それに友部さんのワンマンは珍しくないですが・・・・・・。
うううん。
さて、それとは別に、最近CD衝動買いの嵐。
結果は徐々に「続・ソニマージュ・レコーズ」でご報告の予定。
仕事が一区切りで、更新作業もできるように・・・・・・なれたらいいなあ。
他に10月の灰野企画があるので厳しいですが、頑張ります。

6月15日(金)、午前10時半
↓の通りSOHO仕事の納期を五日遅く計算していたら大間違い。怒られた怒られた。ギャラにもペナルティ。
それよりも大変だったのは作業の方。
ゆっくりやればいいや、さて、マンガ読もう・・・・・・。なんてタカを括っていたらさ。
わたくし2週間分の仕事を2日で仕上げる羽目になりました!
困ったのは気分転換のタイミングとか。
ちょっと休むつもりが、わたくしグーグー寝てしまいました!
そんなこんなで企画の進展が遅れています。
こちらもごめんなさい。
来週ね、来週。

 

6月14日(木)、午前零時半
SOHO仕事の納期を間違えていました。
完全なるわたしの勘違いで、ワーディングというこの天職を奪われそうです。
派遣元のみなさんもっとごめんなさい。
なので日記短し恋せよ乙女。


6月13日(水)、午前零時
昨日、皮膚科にて、
ギタリストとしては致命的な宣告を受けた。
その病名は「ギター・アトピー」である。
なんであるか、それは?
いや、ギターの角っちょに手首が触れて、ギターの木材のせいでアトピーが出るという病気だ。
もうこの先ギタリスト廃業しかないかな? などと思ったけれど、看護婦さんがアドバイスをくれた。
画期的なアドバイスだ。
「リスト・バンドとかして弾けばいいのに」
ううん、格好悪い。
リストバンドしたギタリスト。昔、ヘヴィ・メタルのバンドによくいたね。あれになります。
今度のLaLa公演。恥ずかしいものを観たい方は7月4日(水)ヘブンスドア三軒茶屋に遊びに来てくださいな。
笑えるよ!


6月12日(火)、午前零時
パーティの席で久しぶりに会った友人たちから、光栄なことに「デブ」と呼ばれて五日目です。
どうも、ついコンビニ食に頼ってしまうのがいけないらしい。
急いで自炊に戻した。それでも、いけないと分かっていながら、
コンビニに足を一度踏み入れたら、とろろそば、冷やし中華、冷たいラーメンとカゴの中を満たしてしまう。
最近、LaLaの練習で駅まで出るからよ〜。あ、我が家の傍にはコンビニないです。
家は横浜で一番海抜の高い住宅地。そんな所じゃコンビニなんて採算取れないよな。
その分、夜9時まで営業している万屋があります。
もと八百屋なんだけれどコンビニを真似してみましたというお店。
ここの親父をJRAのWINS(馬券売り場)で見かけたときには驚いたなあ。店、どうしてるんだい? て感じで。
週末は店内にラジオ日本の競馬中継が流れています。
いまいちコンビニになりきれないのは、その辺に原因があるのではないかとわたしは思うのです。


6月11日(月)、午前6時
「サボテンだらけの部屋」
閉幕。
爽快な疲れ。
本当にいいステージができたと思う。
率直に書くと少し抑制を効かせ過ぎてしまった嫌いもあるけれど、
テーマを考えると仕方なしです。
本来は「歓喜の歌」がテーマでしたが、
諸事情により、ライブ直前、それも当日会場に向かう電車の中でテーマを百八十度変えました。
ひととして避けられない事情により鎮魂曲の浅川マキ「セント・ジェームス病院」に変えたのです。


♪今日は あの娘の亡骸に 逢いに来たのさ セント・ジェームス医院♪

正直、予め決めておいた進行をすべてふいにして、
全編を即興に変えるのにも勇気が要ったのですが、
30パーセントでも合格点というぼくの基準では「合格」に終わりました。
三上寛さんが最後のMCで
「今日はなかおさんに呼ばれてきました。
一番好きなミュージシャンです」
だって!
ひとに勇気を与えてくれる人はやはり懐が深いですね。
望外の賛辞に大喜び。
なんだけれどさ、
いまいち実感が湧かないのも事実。
自分には厳しくなくちゃね〜。
それよりもお祭り過ぎて社会生活。
SOHO仕事が鬼のようにぼくを迎えているのさ。
それでも気にせず、マンガ読むのさ、へへ〜っだ。
「サボテンだらけの部屋」に足を運んでいただいたすべての方に感謝いたします。
なかおちさと、ソニマージュ・レコーズ


6月10日(日)午前4時
やばい!
眠れない!
やばい!
寝かせて!

6月8日から16日まで仕事の都合で日記が書けなくなりました。
申し訳ございません。

6月7日、午後4時
いつもの病院へテクテクと。ちょっと眼球がへこむような痛みがあります。などと述べたら先生真っ青。
おもむろにぼくの目蓋を押さえて軽く触診。「ちょっと固いな」。すぐさま眼科への紹介状を書き始めました。
なんでもぼくが飲んでいる薬には眼圧を上げる副作用があるそう・・・・・・。
ほっておいたら失明の危険性もあるそう・・・・・・。
事前に聞いてませんって先生。
顕著な副作用については教えてもらえるのですが、細かなものは省略されるんですね。
失明は怖いよ。
小説書けなくなるもの。


6月6日、午後2時半
企画が一頓挫。少し躓きました。発表はもう少し先になりそうです。
日にちが変わる可能性もあります。これだから企画って大変だね。
食欲が湧かなくて少し困った。
「企画痩せ」っていうのもあるのかもしれない。
なぜだか見知らぬ女の子からお金を恵んでもらう夢を見た。
どういう深層心理なんでしょう?


6月5日、午後零時半
チャックが開いてやんの。ジーンズのさぁ。
誰にも指摘されずに居酒屋のトイレで自分で気付いたよ。LaLaの練習の帰りでね。
あ、そうそうLaLaかっこいいすよ、本気で(←分かっていらっしゃるでしょうが「マジで」と読んでね)。
ここまでいい気な自信が持てるのは、
ep.htm
の頃の「見送りの日」以来かも。
歌詞も一変、やや明るくなりました。
いま猛烈に「HEY HEY HEY(フジテレビ系列)」に出たいです。なんて言ったらメンバーが嫌がること。
その前に無理だって話がありますけれどね。
でもさぁ、音楽番組って、いまどき風に、「音楽ヴァラエティ」って呼ばなくても、すべてヴァラエティ番組なんだから、
半端な番組よりもヴァラエティに徹している方が観てて楽しいじゃん。

さて、日記にこれほど力を抜けるのは今日辺りまでです。
明日辺り、大きな企画を発表する予定です。


6月4日、午前6時半
昨日、@niftyの占いに「トラブル発生」の文字。うん、その通りトラブル発生!
友達のパーティ。横浜元町のLOGOSであったんだけれど、てっきりオールのイヴェントかと思い終電で出発。
ところがよ、9時半から11時半までだったんですって。LOGOS寒々しい閉店準備中。
トラブル発生ねえ。
しかし占い信じていてもどんなトラブルに巻き込まれるのか解ったものじゃないからね。
結果は一緒なのさ。
Let it be


6月3日、午前7時半
朝焼けの時刻に帰宅。
山田ピートが結婚するってさ。7年間の愛を成熟させて・・・・・・だって。
ピートの面白い所は日本語名で「ピート」と命名されたために、英名の綴りが毎回違う所。
「PETE」「PEATO」
いったいどっちなんだい!
どう考えてもペテロが由来なんだから「PETE」に決まっているのにね。
いつも美味しいサラダをサンキュ!
さてわたくし「左側恐怖症」なのです。だから他人が左側に座っていると話ができない。
昨夜はずううっとそれに悩まされていたよ。今日も友達主催のパーティだよ。
もうカネがないよう。
コネばかしだよ。
そんな中
「時事少年 爆笑問題 集英社」
読了。
太田光のイリュージョンは衰えなく、いや増して凄いね。
立川談志が「オレの息子だ」というだけあるよ。
解体のあり方が下手なデリダかぶれよりデリダっぽい。


6月2日、午前零時
いちまい、にまい、さんまい、よんまい、駄目だ・・・・・・。やっぱりスタジオ代が足らない・・・・・・。
思わず東京スポーツで実入りのいいバイト欄を見る。
駄目だ・・・・・・。
日雇いホストはどこもかしこも28歳までだ・・・・・・。おまけにどんなホストか分かったもんじゃない。
くううううううう。
馬かな?
ここは一発、お馬ちゃんかな? 東京10Rロードブライアン出走。
お?
いや一着は分かっても2着が分からない・・・・・・。止めとこう。当たる気がまるでしない・・・・・・。
というか予想が当たっても馬券が外れるというシュールな状況を思い浮かべてしまう。
ああ、今週の数々の散財が脳みその裏を走馬灯のように駆け巡るね。
日々、地道な生活を心がけねば。
それにしてもSOHO仕事は地味な上に実入りが少ないね・・・・・・。


6月1日、午前2時半
しまった上手く寝付けない。
昨日は久しぶりに母親と口論の末・・・・・・負けました。
その後、不貞寝。なのでこの時間に眠れない。恐るべし肝っ玉母さん(死語の世界へようこそ)。
ああ、悔しい。
思わず、この時間にイタ電したくなったよ。
最近、ちょっとしたポルター・ガイスト現象に悩まされています。
掃除機が突然唸るんです。スウィッチはOFFなのに。
コンセントからプラグをきちんと抜いておきましょう。
うるさくてかなわないよ。


5月31日、午前零時
神社の境内前でモルモン教徒にナンパされた。
町田町蔵に「駐車場のヨハネ」というのがあるけれど、神社の境内前にモルモンはねえだろう。
こま犬の立場も考えなさい。とはいいつつも面白かったので話しこんでしまった。
オーストラリアから来て、神社の前でオレのこと待っていたらしい。
これが伝統的なカソリック、プロテスタントなら神学的な話もできようが、キリスト教でもモルモンはなあ。
悪いけれど他を当たってくれ、結局、結論はそんな感じ。シチュエーションだけがやたら面白かった。
sawaっちの計らいでdownyというバンドを観させて貰った。
実験精神旺盛な子供たち。
成長株、期待大。


5月30日、午前零時半
さて風邪と戦ってます。腫れ上がった咽喉奥。呼吸のたびにケホケホいってます。でも大分峠は越えたかな。
今回の風邪は友部さんのライブをキャンセルさせたので、非常に恨んでいます。
まあ、ひびのうがいを怠った罰だけれどさ。
読書は
「パッション ジャック・デリダ 未来社」
がまだ終わりません。
アクセル吹かせば残りも早く読めそうなんだけれど・・・・・・。
礼儀正しくある、とはどういうことだろう、どんな局面でどういうふうに発現するだろうというお話。
やや馴染みがなくて読みづらいのが事実。
ちょっと息切れ中。


5月29日、午前2時
ぐへ、気持ちが悪い。
LaLaの初音あわせの後のビールがいけなかったようだ。風邪に駄目押ししてしまったよ。
帰りは歩けなくなりそうで横浜の中心部から我が家までタクシー。散財の夜でした。
いやあ、そろそろソロ・ライブだっていうのに、バンドのリハで手一杯。困りました。
困ったといえば、
翻訳家の幾島幸子さんがフランス語で躓いたよう。メールでここどう読むの? って。
わたくし自信度60パーセントなのに、早速、電話で即答にてテキトーに答えてしまいました。
ダイジョウブかしら、こんなんで?
フランス語は大学時代の第二外国語。授業には出ずにテストだけで「可」しか貰えなかった男です。
ただsonimage、ソニマージュがフランス語。また去年からジャック・デリダをよく読んできたせいで、
「読む」はまだできるんだなあ。
デリダは翻訳本でも微妙なニュアンスのところは原文がまんま載っているのでネ。あ、書く、話すはまったく駄目です。
ただ不思議なことになんとなく英語よりも親しい言語のように感じます。
ああ、↑の長文、よく書けたなあ。
めまい、頭痛、吐き気が激しいです。
気持ち悪くて眠れません。


5月28日、午前11時
高熱です。咽喉をやられました。昨夜は友部さんのライブにも行けず、家で汗ダラ。最高についていません。
悲しい。脳みそが痛いです。
学級閉鎖です。
ごめんなさい。

5月27日、午前一時半
痩せた! 痩せたよ、オレ!
それでもでぶですが三日で3キロ落ちました。
そりゃまたどうして? って
実は寝てません。
あ、灰野さんが帰ってきて打ち合わせなど多少しましたが、自分の声に張りがない。
こういうとき往々にして灰野さんに心配方々怒られるので、冷や汗でした。
眠れない真相についてはちょいと思い当たる節がアルのさ、奥さん。
なんだか
「QPコーワ・ゴールドって覚醒剤みたい」
買ってはいけないね。
怖いね。
もう止められない身体になってしまったけどな。
ただ昨日のSOHO仕事の成果もウソのように現れて、小説が進む進む。
眠れない上に退屈だから小説を書く。そんな図式が生活の中に出来上がりました。
さて、ソニマージュ・レコーズ企画に問題発生。
企画の詳細は6月の第2週に発表を延ばします。
ただ・・・・・・↓
sonimage2.htm
各方面、またファンの皆様申し訳ございません。
いましばらくお待ちください。
今夜は地元横浜「サムズアップ」で友部正人さんのライブ。
のんびりしてきます。

5月26日、午前零時
灰野さん、カナダより帰国されました、お疲れさまです、
が、
連絡が取れません。
よって、ビック(り)・イヴェント発表、もうしばらくお待ちください。
さて、「ワーディング」というSOHO仕事の納品を済ませました。
この「ワーディング」という仕事、
↓にも説明がありますが、写真を観てカテゴライズされた言葉を付け加えるという仕事。
ここでは「個性的」な言葉遣いは許されないんです。
慣れないMS−OFFICEの「アクセス」使っての作業。
結構、知力を使うのだな。
ただ誰にでも分かり易い言葉遣い、個性は無下にされますが、文学のレッスンとしても確かにいい勉強になります。
個性的な文体など必要としない。散文を書いているとそんな場面に出くわします。
無駄を殺ぎ落とす、それが散文の精神であったりしますよね。坂口安吾の云うところの散文の精神とか。
あれのレッスンだと割り切って、少ないギャラでも割り切りましょう。そうしましょう。


5月25日、午前2時
「生家へ 色川武大 講談社文芸文庫」
神話化された個人の記憶。
その神話化の過程が、まさに首都東京の「家庭」と著者との呼吸の最中に生まれたもの。
この際、首都、もしくは帝都東京それ自体が「大きな神話」によって支えられているために、
個人史の神話化、その作業そのものが「抵抗的スタンス」になることを強いられる。
深く濃い叙述によって結晶したこの個人の神話は、
よって、いたく逞しい。
こういった著作はぼく自身の執筆活動に、
直截にフィード・バックして現れると思う。
また、石原都政が危険な道を行く只中での、
この首都東京における、あくまでも個人に根ざしたその神話形態といい、
格好の対抗的神話の再出現となるだろう。
再発刊がいまであったことも深く考えるに値する。

なんて意味不明なことを昨日の小説教室で述べた。
それでも発言の趣旨を分かってもらえたようでとても嬉しい。
以上。

なんてね、ぼくも自分の手を動かして真面目に小説に取り組みます。


5月24日、午前零時
今日は灰野さんが帰ってくる日ですね、いや、あしたかな?
ソニマージュ・ビック(り)・イヴェントは
灰野さんと最終確認してから発車になりそう。
最近、病気ネタばかりでごめんなさい。
中々、嵐が鎮まらない。
不景気なことこの上ない、
この日記がつまらない、
のでアクセス減っています。
そういうのってきちんと響くんだなぁ。
企画を発表したらまた帰ってきてくれると思うのだけれど。
読書は
「生家へ 色川武大 講談社学芸文庫」
おもったより抽象表現が多彩ですね。
地味なんてとんでもない。
いや、滋味にも色々あるなって感じ。
余談
先生が「いろかわぶだい」と発音したので、
この作家、名前は「ぶだい」って読むのかと思いきや、
なんだ普通に「たけひろ」じゃないか。
出版界では普通の符牒のようなんだろうけれど、生徒は困惑しますよ先生。
さてBBSにもある通り、また太りました。
寝てばかりいると太るのも当たり前です。
気持ちを外に向けたいですね。
週末は遊び三昧で痩せてやる。


皆様、本当の散文詩が書けました。
不幸せ癒せるなら僕ごとき粉々に、、
ご足労お掛けしますが、BBSの「書く、そして、」をご賞味いただけたらと思います。


5月23日、午前10時
あたらしい仕事が始まるというのに、
慢性の病気+風邪、
やらなければいけないことは沢山あれど、
慢性の病気+風邪
ソニマージュ企画の発表が遅れています。
ちょっとした事情から。
ご迷惑おかけしてすいません。
あと少しです。
学級閉鎖。


5月22日、午前8時半
またも慢性的な病気がブレイク、少し寝込んでいます。
読書、
小説教室の課題を早急に読まなくてはいけません。
「生家へ 色川武大 講談社文芸文庫」
色川武大といえば「麻雀放浪記」。
イラストレーターの和田誠さんのメガホンによる
映画も記憶に鮮やか。
今回の宿題は一見して地味ながら、
滋味がありそうで期待大。
病人はここで退場。
失礼しました。


5月21日、午前5時半
派遣会社から新しい仕事の依頼がきたの。
それがね、なんだがのどかな内容なんだ。
メールで絵や写真が送られてくる。
それにあらかじめ用意された言葉たちの中から相応しいものを添える。
さらに言葉が用意されていないものもあって、
それに関してはスタッフが自由に付けていいという。
センスが問われるらしいこの仕事。
その名も「ワーディング」というそう。
こういう仕事が専門職として独立していることにまず驚いたし、
派遣会社にまで仕事が回ってくるものとも思わなかった。
中々、楽しめそう。
その分、給与は安いですが、
まあ、家賃を払う必要のない身分なので、気軽な在宅ワーク。
SOHOはどれくらいぶりだろう?
ま、いずれにせよ、
結構、楽しみですな。

ページ「続・ソニマージュ・レコーズ」更新です。

5月20日、午前3時
栄養剤が部屋の隅に転がっているのを発見したよ母ちゃん!
QPコーワ・ゴールドだ!
一月は栄養の心配もいらんよ母ちゃん!
せっせとダイエットに励もう!
あ、ameちゃん、おれ、最近アトピーで困っているの。
そっちの具合はどう?
さらに部屋の隅を漁ると
読みかけの本がズラリ。
新刊なんて買っている場合ではないんだな↓。
でも昨日紹介したもののもう一方。
「無知 ミラン・クンデラ 集英社」
のっけから衒学的でナイス。
作家がおじいになるということはこういった点でプラスになるのね。
主題もシビアだ。
現代思想はしばし横において(おとなしくしててねデリダ、ドゥールズ)、
小説を思う存分、味わいたい。
夜は級友の女性と語った。
名前を覚えている女性はみんなシングルだという。
勇ましいね。
さてそろそろ灰野さん帰国です。
ソニマージュ、秋のビック(り)・イヴェント発表、
もうすぐです。


5月19日、午前8時
無性に本屋さんが好き。
小さな書店でも大きな書店でもわくわくする。
最近の買い物は
「無知 ミラン・クンデラ 集英社」
「マンボウ夢草紙 北杜夫 実業之日本社」
ともに老いて多分に枯れている作家ですが、
枯れ具合も文学の味。
北杜夫は74歳!
文章が書けること自体、もう驚異的。
最近は発刊ラッシュ、どれも平積みで置かれている所が凄いね。
作家生命は長い。
無論、ぼく自身もがんばります。
今現在、長編に取組中。
その一方で現在アップしている
処女作「orange」読んでくれたって、
BBSに書き込み。
どうもありがとう。


5月18日、午前3時半
昨日は五月の凶暴な光を浴びた。
日差しは力強く、風はたおやかに大気をかき乱し、
新緑は目に痛いほど美しかった。
引きこもっていった一昨日までの自分をその場で否定した。
五月には勝てない。
多くの日本人と同じく、
ぼくもイチローの連続試合安打をチェックする。
その際、ニュース番組は内閣の驚異的な支持率を教える。
あれもまたバブルだよとなぜ誰も言わない?
教科書問題で中国政府が抗議する。
日本政府の対応は国際的な孤立を招いている。
すでに失格している内閣に驚異的な支持率。
五月の光は目に鮮やかなのに、
ひとの目は曇っているのか?
見送りの日を生きる。


5月17日、午前5時
昨日は慢性的な病気が大ブレイク。
3時間位しか起きていませんでした。
トホホ、どうやったら日記が書けるねん!
リンク先のサイトを見て、イチローの連続試合安打を確認して、寝た。
潤いがない。
景気が悪い。
政府が悪い。
まあ、他人のせいにしてばかりはいられまい。

兄たちのカルトを、
ぼくらは引き継ぐ、
通過儀礼を行う、
その場として、

兄たちのカルトを、
ぼくらは出し抜く、
あらゆる儀礼から自由な、
その場として、

10月5日(金)へブンスドア三軒茶屋

来月初頭、詳細発表

5月16日、午前1時
昨日の論考で抜けていたのは
通信傍受法について。
だからあんな法律を造らなくてもよかったというのが本旨。
ああ、ただ、今日は久しぶりにこの時間帯に日記が書ける。
わたくし早くも冷房病です。
先日、友人の家で家主が冷房を入れたのがきっかけ。
冷房生活3日目。
5月に冷房なんてどんなに贅沢&地球環境問題なんだろう。
反省してエアコンを・・・・・・。
涼しくなったら消そう・・・・・・。
なんだか夏に向けて汗むさい男になっています。
去年までとちと違う。
AGEDな香りが身体から・・・・・・。
気持ち悪いのでこの辺にしておきましょうね。
多数のアクセスありがとうございます。
繰り返しになりますが来週初頭に、
BIGプロジェクト発表です。


5月15日、午後1時半
法律は少なければ少ないほどいい。
新手の犯罪も、それ以前の、
つまりその犯罪を想定しない時代に造られたもので対処可能なことが多い。
法学部の落ちこぼれは、
法社会学に逃げ場を求めて以後、そう考えるようになった。
たとえば最近のネット犯罪も緊急に法を作成する必要もなく、
これまでの法律で十分対応しうる。
ネットは現実と違い新たに出現したヴァーチャルな空間だ?
ネットがヴァーチャル・リアリティなら現実の詐欺詐称もヴァーチャル・リアリティだ。
そこでヴァーチャル・リアリティという概念は臨界点に達し、その意義を失う。
残るのはあくまでも冷徹な現実。
ネットに警察や司法制度の介入を許さないという発想は勇ましいアナーキズムだ。
それ相応の覚悟が必要。
なにせ現実への警察、司法制度の介入までをも否定する「原理」を、
発言者本人が自覚しているかどうかが問題。
でなければネットだけを現実から意識の上だけで乖離させて特権化するだけに等しい、
それは貴族意識に過ぎない。
だからどう選ぶ?
ぼくは?
論考はまだまだ続く。
見送りの日


5月14日、午後5時
日本酒での眠りが重くて、
今日はもうなにも書けないのではないかと心配した。
ネット犯罪についてと題目を絞ってしまったのも遠因だろう。
書こうと想うとどうしても恨みが先立ってしまう。
そうした書き物は不可だ。
もう少し時間を置いてみます。
さて、バンド「見送りの日」の復活に続いて、
懐かしのLaLaの復活が決まりました。
7月4日(水)ヘブンスドア三軒茶屋にてライブも決定。
こうしたことは冷めないうちに決定、決定でいかないとね。
不思議な夢を見た。
遅咲きのバンドが目にも鮮やかな演奏を聴衆に叩きつける夢だった。
正夢に変えるのは自分だよねといま静かに想う。
LaLaのmp3サウンド・ファイルを近日中にアップします。

午後7時
ああ、今日はつまらない書き物をしたものだとweb上でチェックして落胆。
そんな日もあります(多いです)。
さて、忘れていましたが来週か今週末に劇的な発表があります。
それまで書けないことが多すぎますので、つまらない日記にも我慢してください。
リンク先のrottenlilyさんの掲示板と日記ページに簡単な散文詩を寄せています。
よろしかったらどうぞ。


5月13日、午前3時
ページ「リンクは途切れないだろう」から、
あるリンクが消えました。
↓のリンクページです。
『心の健康と禁煙のお部屋』〜トップページ〜
まずはクリックしてください。
どうですか?
この方はうつ病との闘病記録をwebサイトとしてアップロードしていました。
そこにネット犯罪との闘いに根負けしという記述です。
これは憶測ですが事実でしょう。
うつ病は病態として病理学上の「被害妄想」を含みません。
それとこのサイトに大阪府警のネット犯罪対策室のリンクが貼られていました。
うつ病との闘病に加えてネット犯罪。
ネット犯罪がいかなるものか分かりませんが、その心中を察すると壮絶なものだったのでしょう。
狂っているのは世界自身の方だとアントナン・アルトーの訴えを思い起こしもします。
明日からしばらくこの問題を考えたいです。
見送りの日


さてこちらは祝!
rottenlilyさんのサイトとリンクで結ばれます。
凝縮された詩表現が今後どうなるのか楽しみです。
空の谷の百合から妖精の森へ


5月12日、午前4時
うむ、基本的に体調が変だな。
悪夢ばかりを見るよ。
よってこんな時間に目覚めたりして。
「青青の時代 山岸涼子 潮出版社」
を読み始め。
深いね山岸涼子は。
女性の手塚治虫と呼んでいます。
近所のトミーズ・カフェのピートから電話。
オリジナル・コースターの押し売り。
皮製のコースターに名前を入れてもらうの、それで¥980
どう? やっぱり高い?
いえ、快く買わせて頂きます。
いつもうまいサラダ食わせてもらっているのでね。
今日は何周年目かのパーティらしい。
狭い店内がぎっしり埋まることだろう。
早めに席をゲット! の予定。
で、酔っ払って眠るんだろうなあ、問題アリ?


ページ「リンクは途切れないだろう」に
法政大学ROCKS→OFFさま追加です。

WELCOME TO ROCKS→OFF!

急成長しそうなサイトですね。

午後4時、
ページ「続・ソニマージュ・レコーズ」更新です。

5月11日、午前零時
一昨日から色んな方々に、「次に読むマンガ」を教えていただいております。
なんだかこういうのって嬉しいものです。
陳腐な言葉でいうと「世界が広がる」って言うの? そんな感じ。
まあ、とにかく「つりたくにこ」は要チェック?
でもみなさんカルト系漫画家(?)をよくご存知で凄いなあって。
で、ぼくのいま欲しい「別の意味でカルト漫画」は、
「にゃんころりん ところはつえ 集英社」
「ちびぶたプチぶー ところはつえ 集英社」
これ、「まんだらけ」にも置いていない。のは、単純につまらないからか〜?
ただ、見覚えのある人はご存知のあの単純な描写の動物たち。なんというか愛らしさを超えて不気味なんです。
表向きは超ケンコーで、ギャグに一切の捻りがないのも、なんなんだけれど・・・・・・。
でもボーッとしたいときには最高の「ヒーリング・マンガ」だと思うな。
さて、昨日はmp3ファイルの取り扱いで大変な苦労をした日でもありました。
試行錯誤。結局、CD並みの音質は諦めざるをえず、AM放送並みの音質です。
CD−R「20世紀のソニマージュ・レコーズ」にはCDクオリティで収録されています。
ページ「the sonimage ep. collection」はサンプラーだと思ってください。

ep.htm

5月10日、午前8時半
昨夜は渋谷アピアで友川かずきさんのライブ。
石塚俊明さんと、永畑雅人さんがバックの豪華な顔ぶれ。
なんと、ぼくのリクエスト「ワルツ」を演奏してくれました。
友川さんが「リクエストなんでもどうぞ」と言う。
あるひとは「生きてるって言ってみろ」、これは駄目だよ、キメの曲なんだから。
あるひとは「彼方」、それはだめだよ準備してないって。
で、ぼくが「ワルツ」
いいですね、無難ですいませんけれどそれでいきましょうって。
そう言えば灰野さんとのレコーディング。灰野さんのことを「ばけもの」と言っていました。
友川さん、あなたと同じ人間ですって。
非常に充実してたなあ、アピアは狭いな。
「青青の時代 山岸涼子 潮出版」ゲットしました。


新ページ「the sonimage ep. collection」誕生!
手始めに今秋復活予定の「見送りの日」の名曲をアップロード。
ep.htm
↑click it!!


5月9日、午前2時
忘れていた・・・・・・。
5月6日の日に当サイト誕生から半年だった。
その間、この日記らしきものを毎日書いていたんだ、信じられない。
なにせ日記なんてモノ、これまで書いたことないんだから。ネタ切れは今日も・・・・・・。
大変な労苦ですな。ダイエットの話ばかりだもの。文化芸術生活はどこいったの?
なので「脱構築 守中高明 岩波書店」です。
冒頭が教科書的なガイダンスなので侮っていましたが、
最終章で「喪」をとりあげ、それを戦争責任の問題に敷衍していて圧巻。いまの教科書問題についてジャストな論考。
いやはや恐れ入りました。手軽に読める小冊子ですが中身は濃いですね。
さて、読む本なくなった。マンガも食傷気味。
枕もとには
「クレヨンしんちゃん29巻 臼井よしと 双葉社」
「資本論 カール・マルクス 新日本出版社」
が仲良く眠っている・・・・・・。
「クレヨンしんちゃん」は偉大な家族愛の物語。小さな幸せが散りばめられている、核家族の物語だ。
いや、でもマンガは食傷気味だって。
サイト誕生半年目、おめでとう、いや、ありがとう。

5月8日、午前零時半
米は買った心配するな・・・・・・。
千葉県のこしひかりなんだけれど結構美味しい。千葉でこしひかりねえという気にもなるけれど大丈夫。
やっと腑抜け気分が抜けてきたかな本格的に。芝門さんのところに告知を改めて打った。
灰野さんに訊きたい事があって電話。ところで灰野さんたら、疲れ知らずなんだもん。
あれだけ凄いスケジュールだったのに。おおたか静流さんとのDUOも良かったそうで行きたかったなあ。
後悔しても遅い腑抜け病。あ、個展に行かなかったことバレていました、恐るべし。
いい話聞けて、よかったよ。
睡眠時間は少々削っています。すぐ直すです、ハイ。


ページ「続・ソニマージュ・レコーズ」更新です。

5月7日、午前零時
米が底をついた・・・・・・。
昨日は日曜日なので酒屋さん兼米屋が休み。
ぼくは五分付き米しか食べないので、スーパー・マーケットも役に立たない。
あるのはパスタ。そうめん。そば。
麺類だけかい! 麺類だけです。ダイエットに悪いものばかり。
あ、そういえばkyo「1」にたんぱく質は適度に取りなさいってメール。kyo「1」というのは「2」もいるため、
「2」はページ「kyo_bell@hotmail.com」の主役さん。
「1」はこの日記を読んでんだって珍しいなあ、ヒマ?
あ、菊池さまっていうかキクなんだけれど久々に遊びに来てくれたよう。
BBS「足跡ぺとり帳」でも分かるとおり、小泉首相のお父さんがモンモン背負っているというのは誤報。
モンモン背負っているのはお祖父さんの方だそうです。ま、大差ないですな。
お祖父さんは背中にモンモン背負って、孫は背中に日本の将来を背負っているんだね。
支持率80パーセント! 米もこの国への愛想も尽きたよ。
およ、なんか決まったって感じで座布団2枚!
(食卓ごと持っていきなさい山田君! ダイエットのためさ)

ページ「続・ソニマージュ・レコーズ」更新です。


5月6日、午前4時
眠れません、お母さん。
なにも鑑賞する気になれません、お母さん。
「脱構築 守中高明 岩波書店」
デリダ読みの人が必ずしもデリダ書きのひとではないなということが分かりました、お母さん。
そろそろ台所にカビがはえないか心配です、お母さん。
太りゆくのが怖いです、お母さん。
お母さんって誰でしたっけ? お母さん。


5月5日、午前零時
結局、河端一さん行けなかった。目覚めがまた遅い時刻。GWに社会生活がない。
なのでニュース番組ばかり観る。新しい内閣の話でもちきりだ。関係ないフリはできないよ。
関係あるんだモノ。
デリダやブルュデューのように、行動する文化人でいたいなあ。まだ文化人になってないけれど。
ひととひとの関係はゆくゆくは国家の話までに敷衍できるのだと、
「リヴァイアサン ポール・オースター 新潮社」
で学んだばかり。
見送りの日

5月4日、午前零時半
自分の不摂生な生活サイクルに歯止めをかけなくては。
昨日は新宿URGAで灰野さん、三上さんにコンバンワする予定だったのに、目覚めたのは開場1時間前。
外に出るにはおしゃれが必要なほど髪がごわごわだったので風呂の時間を合わせるととてもいけない。
ごめんなさい、両アーティストさま。一昨日から昨日にかけての徹夜が原因。もはや言い逃れは効かぬ。
今日は河端一さんat20000V!
 さて、体調はどうかな。
あ、脳みそいかれた。
そういえばじゃないけれど、実は活字からマンガに切り替えたのは医師の薦め。
あんまり難しいのはまずいのだそう。ボーッとできるマンガの方がいいんだって、今の時期は。
確かに実感としてそう。
いくえみ稜とかmy babyが「予定調和のくそ少女漫画」と呼ぶひとの作品が、my babyに逆らうように沢山ある。
もしくは岡崎京子かな?
ところで表現に困るからって「my baby」はいけませんよねえ、ごめんなさい。

5月3日、午前1時半
徹夜後、夕方爆睡いま目が醒めてしまった。
なんだかね、やけ食いってやつをしたらおなか痛くなったんですよ。やけ食いじゃないな、拒食の振り子の過食だな。
マックのナゲットセットに野菜丼。いっぺんに豚になりました。
小泉内閣になってから株価凄い上がりましたね。興味なし?
でもねエイベックス辺りのミニ株を、ってそうじゃなくて、
色々なことがうやむやのまんま、ばら色になると思われているのが怖い。
赤字大国日本は変わらないのさ。
こういったなんだか「いいムード」のときが一番危険だな。ぼくはこういう時期がいちばん嫌いだな。
ウソのぬるま湯みたいで。モノをじっくり見ていない証拠でしょ。
見送りの日


5月2日、午前2時
なんかアルコホルと身体がうまく調和しないみたい。妙な金縛りに遭ってしまいました。
身体がひん曲がるという妙な金縛り。
色んな音が聞こえました、いるはずのない母の声とか。でも金縛りは慣れています。
その間は6月10日のステージのこと考えていたのさ! dipファンにどうアピールしようかって微調整。
読書はまたマンガ
「めぞん一刻 高橋留美子 小学館」
に逆戻り。
一番最初に読んだのが小学生時代だった! ので、あのお話細かいところがよく分かんなかった。
それが再読で、ああ、こんな一こまに凝っていたのねとちょっと歓心。
「脱構築 守中高明 岩波書店」は読み始めればすぐ終わりそうな「逃げない本」
その点、マンガは一瞬の熱に浮かされますのでね。熱のあるうちに読み直します。
社会生活復帰はGW明けですか。はあ。

午前5時、ページ「続・ソニマージュ・レコーズ」更新
邦楽はジャケ写なしじゃないの?
いいえ、これからも友達になる可能性がゼロのひとは特別にジャケ写入れます。


5月1日、午後4時
宿題がいっぱい溜まっているのに、色々な出来事の余韻にひたって何もしない、夏休み終わりのこどものようだ。
腑抜け病いつになったら治るやら、って治す気力の問題だよ。
とりあえずいっこアイディアがあるので、明日辺り「ソニマージュ・レコーズ」更新・・・・・・できたらいいなあ。
皆さんから色々な反響が届きます。すごく嬉しいですね。こんなに反響がダイレクトに届いたのは初めてです。
みなさん本当にありがとう!

4月30日、午前零時
もう4月も終わりですねえ。なんだか今年は充実生活なのか振り返ると色々ですこと。
ってさあ、文章にキレがないって感じない? 感じない? 寝てないんだよ相変わらずよ〜。
どうにも胃痛が激しくて眠れない。そろそろじっくりむっくりサイトの更新を、のはずが頭回りません。
体重がめきめき落ちます。
そんな今日この頃、「脱構築 守中高明 岩波書店」を読み始め。
自分の脱構築と、他人の脱構築を照らし合わせるのが目的。
脱構築って駄洒落のセンスだと信じている私・・・・・・バカ。
デリダ読み対デリダ読み対決! 小冊子なので成果は今週中に紹介。
おやすみ子猫ちゃん。だから寝れないんだって。早い話が「燃え尽き症候群」です。


4月29日、午前零時
寝てない、凄いでしょ。呆れてるんですけれどもね自分としては。
なんかねえ余韻がいっぱい残ってるんでしょうがないんだ。
灰野さん「シャボン玉」はぼくには必殺ですよ。
友部さんのオフィシャル・サイト
TomobeMasato official home page
のBBSに書きこみしてくださった方、ぼくまで嬉しくなりました。
友部さん、ユミさんにとっても銀婚式の最高のお祝いの言葉だったと思いますよ。
ので、脳みそ放電中。
公約通り「めぞん一刻 高橋留美子 小学館」読んでますよ。
昔、読み込めなかった些細な点が分かっていいねえ。
一昨日はちょっとしたオフ会みたいだったのも面白かったなあ。
あ、そんな中、人気ある新首相、親父やくざです、気をつけましょう。
今年後期はバンド「見送りの日」復活に賭けることに決めました。
ハード・ロック、ジャズ・バンド!
長尾さん、準備はいいかい?


4月28日、午前3時半
感動が勿体無くて眠れない。
友部正人&灰野敬二ジョイントライブ、本当に企画者冥利に尽きた夜でした。
友部さんのファンのみなさま、慣れない環境で本当にごめんなさいでした。
でも「夕暮れ」は奇跡でしたね。
帰り際、ラーメン屋さんで友部様ご一行にバッタリ。
友部さんとユミさん、明けて今日、銀婚式なんですって、知ってた? 知ってた?
みんなでおめでとうございますを!
26年前の今日、友部さんとユミさんは出会い、一年後に入籍だから今日が銀婚式。
おふたりには金婚式を目指して欲しいものです。
あと今日はスタッフの「窓」さんの方が主催者らしかったです。
ホントにありがとうございます。
野茂英雄も3勝目!
やる気と生きる気がいっぱい貰えました。
来てくれたみなさんから!
本当に奇跡の時間を、ああこうして一緒に過ごせたんだなあって。
なので至る所のBBSにカキコミした後、これ書いてます。
感動が勿体無いので今夜は眠りません。
寝なさい! 身体が命なんだからby灰野敬二(言ってないか)。
久しぶりにビールで乾杯!
お酒は止めなさいby灰野敬二(言ってないよ)
灰野さん、友部さん、
そして
みなさんみなさんみなさんみなさんみなさんみなさんみなさんみなさんみなさんみなさんみなさんみなさん
本当にありがとうございます。

次回は6月10日「サボテンだらけの部屋」で会いましょう!
とある日陰ページでは「見送りの日」時代のギター・ソロが流れます。
暇な人だけ色々開けてみてください(自信アリ)。

あ、こけし先生は近くバンクーバーに引っ越されるので、いまその準備が大変。
落ち着くまでのしばらくはせかさずに旧作を何度でも読み返しましょう。


後記:友部正人「夕暮れ」。この日は特別に至高の輝きに満ちていた。
灰野敬二のサポートは格別に素晴らしかった。
音楽で会話された重要な記憶だ。
ブラインド・レモン・ジェファーソンのカヴァー「俺の墓をきれいにしてくれ」。
お前に頼みたいことがあると灰野は謳った。生き死にについて真剣に訊かなければならない切実な頼みだ。
私の好きな踊り子よと友部正人は頼んだ。
もしも私がたったひとりで歌いながら遠くまで行こうとしたら、その手を取って引き止めてくれ。
ぼくは、「歳若き役目」というものについて考える。
生まれたり死んでしまったりのその日のはざまで「夕暮れ」友部正人。


4月27日、午前零時
いよいよ友部正人&灰野敬二ジョイント・ライブの日です。
この企画は元々2年位前から考えていました。
和やか度NO.1ライブ・アーティスト
友部正人
ピリピリ度NO.1ライブ・アーティスト
灰野敬二
のジョイント!
でも、和やかな友部さんの中にはこしょうが入ってますよね。
ぴりぴりした灰野さんにはジェントルな部分がたくさんありますよね。
だからこそ、実現にこぎつけたのだと思います。
実は一番大変だったのは友部正人オフィスへの接近。
今日のようにヘブンスドアみたいなスタンディングの小屋では
本来、友部さんライブやらないんです。
でもぼくの企画の後援をしてくれるのはヘブンスドアだけです。
そしてヘブンスドアの社長も友部さんのライブを自分の小屋でやるのを待望していました。
さて、どうやって友部さんとの交渉ができたのか?
これは企業秘密です。
その前にソニマージュ・レコーズは企業じゃないけれど・・・・・・
(間違えないでくださいね、法人格もないのだから会社でもないですよ、ソニマージュ・レコーズなんて
個人アーティストなかおちさとが看板作っただけですよ、インディー・ミュージシャンの慣例です、誤解なきよう)。
あ、で、交渉成立の秘訣は、
一言、ここ一番の度胸と書いておきます。
とにかく悲願の日です。
みなさん、遊びにいらしてくださいね
(リクエストの多い、あのバンドのあの方も遊びにきてくれる予定です。
なんてことは書くなよ!)。
家に帰ってこのサイトのBBSに感想が書いてあったら嬉しいです。
では、会場で!


4月26日、午後7時
多忙!
にて更新がこんな時間、ごめんなさい。
明日のライブではなくて小説教室の方で色々。
次回作はどうなるんでしょう?
短編にするか長編にするか?
書き始めているいまでも分かりません。
分からないまま冒頭を先生にお渡ししようかとWORDをカタカタ。
でも今日は止めました。
区切りまで行かなかったのです。
次回の課題は懐かしい
「夫婦茶碗 町田康 新潮社」

町田康にはこの作品で芥川賞をあげるべきだったと思いませんこと、みなさん?
なんだかあの時期の町田康に賞を出さなかったことで
芥川賞不信が大きく芽生えました。


4月25日、午前零時
企画を控えてユミさんとお話。
降水確率50パーセントってやだねって。
ただ少々の障害じゃびくともしないいい企画だと、
改めて実感する今日です。
「H2 あだち充 小学館」
全34巻通読は阿呆のように体力と知力を消耗しただけでした。
たとえに出した小沢健二さん、↓ごめんなさい。
今度は懐かしの漫画で
「めぞん一刻 高橋留美子 小学館」
を通読しようかな、なんて合間に「資本論 K・マルクス 新日本出版社」再読。
硬軟、緩急とりまぜた読書(漫画は読書かい?)生活。
単なる引きこもりかも・・・・・・。
気をつけよう自分ケア。
ただ大事を前に心静か
意外

4月24日、午前2時
あだち充を読み返しているよ
すげえなオレ。
それも「日当たり良好」「みゆき」や「タッチ」辺りの渚にてを聴く心境に近いよねではなくて、
「H2 あだち充 小学館」
つい最近、完結したやつ!
つい最近まで読んでて、さらに再読してやんの!
なんかでもさ、
渚にてを聴く心境ではなくて、
小沢健二を振り返るような心境にさせられるんだよね。
え、いまさら何故?
分かんないやつはいいよな。
でもよ〜オレは一度、こいつに賭けちゃった過去があんだよ。
閑話休題
マンガ好きの親父が分析していた。
「スポーツ漫画はいくらでも伸ばせるからな」
そうなんだよ、
一試合を描くのに、まるごと1冊掛けるのは当たり前なんだよね。
でもね、大きなイヴェントに向けて、単純な闘志が必要なんですよ。
そこをかきたててくれるのが
あだち充。
ちなみにぼくと同じ誕生日なんだ、
あだち充。
だからね、ふたりの「みゆき」とも同じ誕生日なんだよね。
それが小学生時代の唯一の自慢だったな、
このオレ様の。


↑が下らない分
ページ「mailto:kyo_bell@hotmail.com」初更新です

4月23日、午後4時半
なんだか大きなイヴェントを前に
ぼくの私生活の方で粗忽なところが噴出。
ご迷惑お掛けしています。
でも両アーティスト
友部さん
灰野さん
すごい力込めてます。やはり当日は必見!
などと営業日記で終わらせるなよな。
「粗忽なところ治しグッズ」
が欲しいね。
つまるところ栄養剤かな?

と思った私は遠く関西に住む両親に栄養剤を無心した。
男、29歳、春の出来事である。

4月22日、午前3時
昨日は「web引きこもりの日」でした。
その割に多くのアクセスがあり、
ごめんなさいの一言です。
でも↓も味があっていいでしょ?
実は昨日のうちに家に帰って更新する予定が、
日付が変わってしまいました。
本当に久しぶりにトミーの店で飲んだくれ。
「underworld」
という、ぼくとトミーのオリジナルカクテルがあるんですよ。
ブルー・キュラソーとカンパリを1対1で割って、
さらにレモン・ジュースとソーダで割るんです。
見た目は
「黒いカクテル」
他にない色!
甘口で美味しいのでこのレシピで馴染みの店にGO!


4月21日、午後4時半
大変だ、書くことがない。


4月20日、午後2時半
回覧版を我が家で止めてしまった。
いつからだろう記憶にない。
幸い期日前に気付いてよかった。
一人暮らしの怖さってこういうところに出るのね。
日常が大きなイヴェントに向かっているので
些事に粗忽なところが多く出てしまう。
覚えていなきゃいけないことが
自分の許容範囲をギリギリいっぱい溜め込んでいるの。
さて、友部正人&灰野敬二ジョイント・ライブ
当然、当日券がありますので安心してご来場ください。

4月19日、午前3時
昨日は灰野さん、友部さんとの打ち合わせ。
当日やること多いですよ〜。
友部夫妻のお帰りの後は、
灰野さんとデートのような足取りでご一緒。
いっぱい殴られました(なでる程度ですけれどね)。
これでいよいよカウントダウン模様。
当日、みなさまお誘いあわせのうえご来場ください。
灰野さん、アイルランドでのいい話。
灰野さんのパーカッション・ソロを観た地元の耳の不自由な方が、
音が聴こえるようになった、
という奇跡のようなお話。
これには灰野さん自身も感動した模様。
渾身の音楽はやはり凄い力があるものですね。
灰野さんの力を知らないと俄かには信じられないお話ですね。
ぼくも頑張ります、6月10日に限らず、
日々の生活から。
昨日は勇気をいっぱい貰えた日。
ユミさんとのおしゃべりも楽しかった!
「元気」
で行きます。


4月18日、午前10時半
実は今日が友部さん、灰野さんの打ち合わせの日です。
どんな会話になるのか想像もつきませんが、
個人的な予想では、
和やかな昼間のお茶の時間という感じでしょう。
昨日の腑抜け具合は今日があってのこと。
ああ、どうしようどうしたらいいなんて声に出して
ベッドの上を転げまわるわたしは正直、自分でも危険だと思いました。
「パッション ジャック・デリダ 未来社」
をパラリ。
礼儀正しく応答するということ。
なんて日常の些事を細々と分析。
今回は文学論ではないので、少し戸惑うかな。
豊かな小冊子で3部作のうちの一冊とのコト。
デリダ・ラッシュには終わる兆候がないですね。


4月17日、午後3時半
書くことを溜めようと粘ったが、何も溜まらない。
そんな日もある。
夜中に誰かに会いたくなったりして、
でも、その気持ちを抑えるのに大変だったり、
そんな日々です。
明日はいいことありますように、
今日はごめんね。
なんていま五時半になりました。
本当にどうしようもない日はマンガに助けられます。
いまも
「DOUGHNUTS BOOKS いしいひさいち 双葉社」
を読んで立ち直りました。
いしいひさいちはスタジオ・ジブリの
「ホーホケキョ となりの山田くん」
の原作者で有名ですが、
「DOUGHNUTS BOOKS」は朝日新聞連載の映画原作とは違って、
非常に毒気があっていいですね。
今日はweb引きこもりかと思いきや、どうやら立ち直れたかな。
でももう5時半。
一日は終わっていたのでありました。
完。


4月16日、午前5時
いよいよ今日から友部正人&灰野敬二公演の、
カウントダウンを刻んでゆくような気がする。
昨日はこけし先生の披露宴に伺おうと思っていたのに、
東京まで出るには体調が相変わらず悪く、
夕方から地元の宴に合流。
こけし先生はバンド活動なさってるでしょう?
ライブが決まったら教えてくださいね。
その他、
すっかりお酒が弱くなってきている私かな?
ところで大阪に「巣立った」母親が横浜に帰郷。
色々と細々と家のメンテナンスのために動いてくれてさんきゅう。
が、
チャバネくんが居たらしいですよ。
そうじの最中にちっこいのが一匹出たって。
家中にホウ酸団子撒いて置きました。
清潔にしていたつもりなれど、
広い家を持て余していたので気付かずにあんなのと一緒に暮らしていたのね。
怖い。
クレーイジー・ケン・バンドは音楽貴族。


4月15日、午前零時
今日はダイナマイト★こけし先生の披露宴at代々木公園
約束事を延期してもらって、
急遽遊びにいこうかと思います。
読者というだけで参加資格有りだと思うのでみなさんもどうぞ。
場所は足跡ぺとり帳「2」の方にUPされています。
本当に待ち合わせの打ち合わせに使ってもらえて嬉しいです。
そういえば「1」の方も大切な告知がされていますので興味のある方はどうぞ。
が、お家の事情と体調激変!
大丈夫か? なかおちさと!
さて、もうひとつ大変!
マイクロソフトのインターネット・エクスプローラ6プレビュー版
がダウンロードして使用できるようになったのですが、
このサイトの至る所の画像を保存したり、
印刷できる機能がついてしまいました。
凄い機能がついたと感心してはいられません。
文章は著作権フリー(管理人のもの)ですが、
画像、ページ「sonimage groupement!!」に連なる三名のアーティスト
石塚隆則氏、朝比奈益代氏、小林雄二氏
のものは個人的な楽しみ以外の目的には使わないよう宜しくお願いいたします。
当面はwindowsユーザーだけへのお話ですが。
将来的にはmacユーザーにもお願いしなくてはいけません


4月14日、午前4時
昏倒から一日、大分衝撃から立ち直れただろうか?
ただし妙な時間に目が醒めてしまったものだ。
以前にも昏倒して救急車を呼ばれたことがある。
繰り返しになりますが、
このときは昏倒の際に唇を割いた。
真冬の早朝の出来事。
流れゆく血に世界はさらに暗くなった。
死にそうだったそうです。
そういえばマジック・マッシュルームで救急車呼んだ人いましたね。
マジック・マッシュルームって本当に凄いんですかね?
合法ドラックって、まだ違法指定されてないだけのものということですからね。
近所のトミーが詳しいんだ、やたらと。
さて立ち直った今日はそろそろ更新作業を。

という訳で
ページ「続・ソニマージュ・レコーズ」
更新です。


4月13日、午前11時半
昨日、駅のホームで倒れた。
急に目の前が暗くなり、吐き気をもよおしたのだ。
救急車が出動!
ところがね、どこも悪くないの。
ただの栄養失調なの。
無理なダイエットのせいか?
朝、微熱があるところに解熱剤。
その後、小説教室の帰りにビールを一杯。
それじゃあ我々だって具合、悪くなるよ
とは、救急隊員のおじさんのお言葉。
中々、本調子じゃなくて今日も箇条書き日記でごめんなさい。
でもいい加減、アップの時間なのでね。
ダイエットの成果は出ています
が、
昨日のような事があり、
ここで一区切りなのかもしれません。


4月12日、午前零時
昨日↓「夕べの雲 庄野潤三 講談社文芸文庫」
を読み終わり、さて、責務で読む本がなくなった。
すると読みかけの本に手がかかり、めくるめく読書旅人になる、
はずが読書旅人にはなったんだけれど、選んだ書物が
「資本論 カール・マルクス 新日本出版」
再読です。以前に読んだのは、え、10年前?
大学一年から二年生の間の辛い読書体験でした。
でもいまは楽に読めるんだよ、すごいな10年って。
ジェット・コースターに乗った気分で初期資本主義のグロテスクな世界に旅人。
でもまだ一巻部分のラストあたりなの。
3巻まであるの、あの本。
しばらくこのコラムの書評欄つまらなくなるかも知れません、ごめんなさい。
さて、今日はそんな読みかけの本があるのにまた本を購入。
「消尽したもの ジル・ドゥールズ/サミュエル・ベケット 白水社」
「戦前の思想 柄谷行人 講談社学芸文庫」
ドゥールズは前前から気になっていたのですが、先日shivaさんからのメールに、昔、読みました、
などとあるので初挑戦。
っていうかさあ、ベケットなんだからもっと前にGETしろよな!
いま貧乏なんだから・・・・・・。
柄谷行人の方は文庫版新刊で1994年に文芸春秋から出たもの。
今この時期に中々タイムリーな本を届けてくれました(教科書問題等)。
ああ、♪読みかけの本が何冊もある♪友部正人
自分が異常な人間に思える今日この夜。


4月11日、午前3時
小説教室の課題に指定されている
「夕べの雲 庄野潤三 講談社文芸文庫」
をゆっくり愛でるように読んでいる。
散文の精神、ここに極まりと、まったく飾り気がない。
読みのスピードが遅いのは、
作品内の物語(あって、ないような)のスピードによる。
しかし家庭というものをいかにひとは大切に育んできたのかがよく分かる。
ぼくはアダルト・チルドレンのテストで満点を採った。
色々、批判の多い理論だし、ぼく自身も親に責任をなすりつけるような議論は、
ぼく自身の主体性を無視しているようで嫌いなのだが、
機能不全家族として満点と言われれば、我が家はそうだったのかもしれない。
時代に先駆けて父親の単身赴任を余儀なくされた。
母親も遅くまで働いていて家にはいなかった。
兄は京都で一人暮らしをしていた。
そんな家庭(それでも「家庭」だ)で育ったぼくにしてみると、
「夕べの雲 庄野潤三 講談社文芸文庫」
の家庭のあり方は信じられない位に豊かだ。
小説のからくりとしては、
毎回、事物について触れる。
その事物は最初に家庭にとって異物として働く。
それを家族の持つ忍耐で、家庭に掛け替えのないものに仕上げるまでのお話。
最初に記したように散文の精神ここに極まり。
格好よく見せるなんて野暮を捨てきった文体には頭が下がる。


4月10日、午前11時
金縛りにあった。
なんだか御伽噺女というのが枕もとで御伽噺をしている。
脳みそが疲れているのだろうか?
身体が疲れているのだろうか?
いや、粗食で栄養失調。
いかんね。
とある隠しページ(ってほどでもないのだけれど)に
散文詩を書いて楽しんでいます。
本人以外には意味不明ですけれど
ぜひ探してみてください。
さて自民党総裁選のニュースが煩いですが、
あの中の有力候補の一人、
おとうさんの背中に絵が描いてあるひとがいるって知ってました?
地元横須賀じゃ有名な話だそうですよ。
親の背中を見て子は育つのですね。
差別的な意味は交じってないつもりなんですけれど、
どうしても交じっちゃうね。


4月9日、午前1時半
問題が山積みの国内情勢の最中で、
ちょっと思ったこと。
田中康夫長野県知事
(すごいよなあかってはSM写真の被写体で騒がせた人物がいまやあららご立派)

「脱ダム宣言」
↑ポツダム宣言だよな、語感。
で思い返したんですけれど、
ぼくが小学生だった頃は「ダム見学」という社会科見学があったんですよ。
神奈川だと足柄ダムだと思うんだけれど、
アレ、どんな思惑があったんでしょうね?
他県でもやられていたのかは分からないですが、
公共事業万歳というか
誰も(共産党以外?)公共事業に疑問を挟まなかった時代の産物ですね。
いけませんね。
いまもやられているんでしょうか?
無垢な小学生に土建屋のありがたみを教え込む授業って!
土建屋のみなさんごめんなさい。
ただ「何を造るのか」が問題なんだと思います。
見送りの日


ページ「続ソニマージュ・レコーズ」誕生。
前のページが重くなったので、新着レビューはこちらからどうぞ!

4月8日、午前4時
間違えちゃったよー。某サイト主催のお花見は今日ではなくて昨日だったんですって、いま知ったよ。
行きたかったのにー。楽しみにしていたのにー。
ああ、今日は静かに読書三昧かな。今年のお花見にはふられっ放し。
先週、日曜日のエンケンの日に山手の桜を愛でたくらい。それでもお花見としては十分ですが、宴がない・・・・・・。
これから個展ラッシュで宴にはこと欠かさないだろうが、花見がない。
「夕べの雲 庄野潤三 講談社文芸文庫」
泣きながら読みます。
サイト管理者の方、連絡なくごめんなさい。なにせ今日だと思っていたもので。


4月7日、午前1時。
ページ「リンクは途切れないだろう」に精神疾患と禁煙と戦っている人のサイトにリンクしました。
なんだか不眠症なんて最近では「普通」のことですよね。
それも女性に過大なストレスが集中しているように思われます。
軽い神経症なんて風邪のように軽く陥ってしまう現代なので気をつけましょう。
禁煙の方はたまたま。
もとは精神疾患でしっかりとしたページを探していたら、たまたまそのページの管理人が禁煙とも戦っていたとのこと。
ぼくは本来からタバコを吸わないので苦しみは分からないのですが、
身近にタバコ問題(?)を抱えている人がいたので幸運でした。読んでくれてるかな?
タバコといえば灰野さんも友部さんも嫌い。友部さんは途中で止めたのかな。
「しんせい一箱分の一日を指で捻ってゴミ箱の中」
という歌詞がありますものね(JASRAC無視しちゃった)。
一方、灰野さんのタバコ嫌いは噂どおりです。
アピアの日、たまたま石塚俊明さんがレコーディングしていたのですね。
灰野さんのために「いまだけ禁煙だよ」と仰っていました。


4月6日、午前零時
メジャー・リーグで野茂英雄投手がノーヒット・ノーランを達成した。
唐突でごめんなさい。思い出モードに入ってしまいました。
来る日も来る日も不安でいっぱいだった日々、いいニュースを運んでくれるのは野茂英雄だけだった。
そんな見送りの日がある。
いまでこそ日本人大リーガーは数えるのが面倒なほど増えたけれど、先駆者はひとりぼっちだった。
ひとりぼっちで不器用に戦っている姿が、ぼくを応援した。
バンド「見送りの日」多難な歴史はちょうどこの頃だ。
いまもまた孤独な戦い・・・・・・6月10日のステージでしょ、ダイエットでしょ、求職でしょ、
まああまり多難じゃないか・・・・・・。
頑張れ野茂!
日本人は忘れちゃいけないよ。


4月5日、午前零時半
五分付き米を手に入れられるお店は近所の酒屋さん。
有機農法、自然食品なんて文句が並んでいて、その場で精米してくれるんだけれど、
可笑しいのは、有機農法のコーナーはフロアの4分の1程度で、
あとは体に悪そうなスナックなど酒のつまみが大量に売られているところ。
逆に新興宗教関連でやっているわけではないと安心させられますが。
ただ貧乏にしみるのは自然食品のお値段の高さ。
仕方ないのだろうけれど
懐が痛いです。
いま体調快調かといえばさっぱりだし。
俺を自然に帰してくれ!
コレ意味不明でいいフレーズですね。
俺を自然に帰してくれ。


4月4日、午前、5時半
ただいま帰宅。
知人宅で寝ていたのだけれど寝つかれず、タクシー拾って帰ってきた。
その知人宅で先日、直木賞を取った「プラナタリア」をパラリ。
エンターテイメントの文章はいまここまで殺ぎ落としているのか、とちょっと不満。内容は善意なんだけれど。
文体が気に障る。なんというか密度が薄い。その割にかっこつけたり媚びたりしたところがある。
「かっこいいとは、なんてかっこう悪いのだろう」
by早川義夫
うん、簡素たって坂口安吾の散文の精神の表明とは正反対なんですよお。
それでも繰り返しになりますが内容はいいです。
いまぼくは小説教室の課題。
「夕べの雲 庄野潤三 講談社文芸文庫」
を読んでいます。
こちらは散文の精神の王道。


4月3日、午後4時半
遠藤賢司さんのライブの余韻がまだ残っている。
とにかく弦を切りまくるのだ。一弦(一番細い弦)は当たり前として、途中からは3弦あたりも切る。
こんなに弦を切りまくる人ははじめて見たという位で、思い返したことがある。
ぼくがまだカールマイヤーに入りたて、初めてのライブは、横浜石川町のJEANJEANという寂れた店だった。
ブレイク前のデキシー・ド・ザ・エモンズが共演だったんだよ!
その日、緊張しまくりのぼくは、一曲目で6弦というギターでは一番太い弦を切ってしまった。
その後がいけない。
カールマイヤーのお姉さんたち(当時はギャルバンだった)が言うのだ。
「誰かに(新しい弦を)巻いてもらいなさい。その間は他の人のギターを借りなさい」
高校生以来で判断力の弱っていたぼくは、「とりあえず客席にいた見知らぬ人に、あのお、弦を巻いてください」
とギターを預けてしまった。
見知らぬ人というのは後で知ったこと、そのときはバンドの関係者だと勘違いしていたのだ。
でもそのひと運良くギターを弾く人らしくて快諾。綺麗に弦を巻いてくださいました。
いまではどなたかも分からないあの方、この場を借りてどうもありがとうございます。


4月2日、午前一時半。
遠藤賢司を観た、
間近30センチのところで、
さきほどだ、
枯れない男を見た、
そんな夜に、
負けるな友よ、
夢よ叫べ、
その通りだ、
負けるな友よ、
私にエコーする、
そんな言葉だ、
帰途、
半月が、
必死、
中空にしがみついている、
そんな夜に、
負けるな友よ、
しがみついて、
いる、

ページ「リンクは途切れないだろう」をやっとまともに仕上げました。
リンク先も3件増えました。
でもひとさまのサイトを短い言葉で表現するなんておこがましいこと極まりなくて、
みなさんごめんなさい。
全部、自信を持ってお勧めできるページばかりです。
あと一件、精神疾患関連のまともなサイトにリンクしたいのですが、
ぼくにしてみればふざけたものが多く困った国だと思います。
マメに探しますね。
あとページ「ソニマージュ・レコーズ」更新です。
前回SANULLIM登場でいよいよヘヴィ・サイケ路線突入かと思いきや・・・・・・。


4月1日、午前零時
ウソついてもいい?
俺、マグナムって呼ばれてた。
どこでも。
2歳のときから。
さて、ダメじゃん春!全然、元気ないよ!ぼくじゃなくて「春が」ですよ! 春が元気がない。
昨日は花見延期だよ。でも今日は晴れそうですね。
横浜山手のゲーテ座で遠藤賢司が弾き語りライブ! これに行きます。
昨日は6月10日の「オケ」を完成させました。
これから存分に歌を作るために早め早めに動いています。
2年がかりの作品の1年分くらいの出来ですが、継続してテーマを追及してゆきます。


3月31日、午前零時
冷える・・・・・・。
ああ、花見もダメだったしなあな今日この頃。
↓北杜夫といえば純文学を思い浮かべる人もいらっしゃるでしょうね。
初期純文学の「幽霊」
トーマス・マンに感化された「楡家の人々」
どれも読み甲斐があっていい。
なんて話はかなり↓の方でもしているね。
ぼくは北杜夫の「おとなのための童話」も好きで、
「さびしい王様」
「さびしい乞食」
「船乗りクプクプの冒険」
など(どれも新潮文庫)。
北杜夫は普通の定規で測れない。
二本、三本と定規が必要なところが凄いですね。
特に「船乗りクプクプの冒険」は「ドラえもん」のように読める世界で唯一の小説!
紹介したらアーティスト連中にも好評でした。
作家として成功したらどこかの出版社とともにキッチュな(←さあ、死語の世界へ)装丁で出版をお願いしたいです。


2001年3月30日、午後零時半
なんだかまた寒いですね。我が家でくつろぎながら「マンボウ遺言状 北杜夫 新潮社」を一気に読みました。
内容は大したことないです。
が、
ツボにはまると大笑いできる個所があって、このひとはおじいちゃんになっても頑張ってますね。
当代NO.1エッセイストは椎名誠と言われますが、それ以前はこの方、北杜夫がその地位を守っていましたね。
軽妙洒脱。
ひまを潰すには丁度いいです。


2001年3月29日、、午前零時半
花々の香りで眩暈する街中を歩いた。
行く先は病院なんだけれど。
天気予報では今日から天気下り坂だって、せっかく咲いた花々が散り行くことのないように。
企画に追われていた。どうしても連絡がつかないひとが何名もいる! やっとたどりついたらキャンセルだなんて、
この仕事はこころというところに悪いのかもしれないよ、本当に。
あの人がダメだったんだから後は、友川かずきさんを呼びたいなあ、ヘブン○の社長・・・・・。
もうひとりのあのひとなら友川さんの方が価値あるって! なんて愚痴がいま脳みその中をグルグルするんだもの。
眠れないよ! どうしてくれる?
「資本論 K・マルクス 新日本出版」
再読は順調すぎて怖い。
難しい理論からの逃げ方が身についてしまったのだろう。

ページ「ソニマージュ・レコーズ」更新です。
なぜサイケを取り扱うとき王道から逸れてしまうのか?
それはどろ沼に落ち込まないためです。


2001年3月28日、午前零時
ひもじくて目が醒めた、ら、熱が下がっていたよう!
今回の熱は高熱以外の風邪の諸症状がなくて逆に心配でした。
やっとお風呂にも入れました(ご婦人方ごめんなさい)。
箇条書き日記からも解放です。
でもひもじくて目が醒めたというのも一人暮らしを実感させられましたね。
もう五分付き米にごましお生活にも限度が来たのでしょうか?
いつか来るなと分かっていたけれどこんなに早くギブアップかい!
ただこの五分付き米にごま塩という取り合わせは灰野さんとライブ前に食事したとき、
その店、自然食のお店だったんですね。
そこではご飯は五分付き、テーブルサイドにはごま塩が置かれていました。正しい粗食生活のはず。
まあ、もう少し頑張ろうではないか!
サイト更新は明後日辺りからにします。
体力温存
ご理解ください。

「k.m.n」は元気に更新です。
「k.m.n.i」は別ページを割きました。
背景画像が疑問です。


2001年3月27日、午後4時半
「資本論 K・マルクス 新日本出版社」
を本当に再読し始めてしまいました。
狂気のなせる業でしょうか?
不思議なことに
学生時代に読んだときよりも吸収率が高いです。
理論的な面はクリアして、
いまは残酷な小説として読んでいるせいでしょう。
「サボテンだらけの部屋」
のEメール予約が好調です。
引き続き宜しくお願いいたします。


2001年3月26日、午後4時。
朝から高熱。
またですか?
またです。
とりあえず箇条書きで失礼します。
6月10日(日)「サボテンだらけの部屋」
ヤマジカズヒデsolo(dip)が加わりました。
そのことをdipのサイトのBBSに書き込んだら問答無用で消されました。
メール予約の方、心配しないでください。
メジャー・アーティストの掲示板では宣伝を禁じる場合が多いのです。
今回は気づかなかったぼくの落ち度です。
dipのサイト管理者の方、申し訳ございませんでした。
メール予約の方は続行します。
ああ、あたまが割れそうです。
「k.m.n.i」
快調に更新です。


2001年3月25日、午前6時。
頑固な不眠症をそのままにして生きて早四日。
活字が信じられないくらいスムーズに頭に馴染むのだ。
先日の
「リヴァイアサン ポール・オースター 新潮社」
に続いて
「死の棘 島尾敏雄 新潮文庫」
を再読。
内容の狂気に引きずられるように、ぼく自身も脳内を壊してゆく。
いまのいまなら
「資本論 K・マルクス 新日本出版社」
も再読できるだろうってくらいに
「存在と時間 M・ハイデッガー ちくま学芸文庫」
をようやく読破できるくらいに、活字に対して抵抗感がない。
体重もみるみる減る快感。
なあんてやっていたら昨日、石丸伯爵に呼ばれて下北沢で飲み会。
飲みの席でずうっと寝ていました。
困ったキャラになってご迷惑ご心配お掛けしました。
日ごろの生活態度も正しく怒られてしまいました。
当たり前だね。
ずうと眠りつづけた帰りの電車の中でいびきをたてなかったかどうかも心配です。
それにしても
「死の棘 島尾敏雄 新潮文庫」
は二読目の方が、構造主義的な読解ができて面白い。
これからの人生で小説中の妻の名前
ミホ
が魔性的な響きを持ってきそう。
「死の棘と、笑う月、ネイルフラン、マドンナ」

「k.m.n.i」「k.m.n」
ともにびっくり更新です。
文字化け仕方なしです、許してください。

2001年3月24日、午前3時半
一昨日の灰野さんと過ごした半日を引きずっていて忘我自失。
季節は春だというのに重いコート着て渋谷の町というのも病身には堪えた。
そう、病身。
いよいよ本格的に拒食に振り子が振られたらしくて、食事の後に胃痛、吐き気。
いままさに季節の変わり目を実感。
その分、精神的滋養はたくさん摂った。
「リヴァイアサン ポール・オースター 新潮社」
を半日で読破した。
この作品は面白い以上に内容が深く、小説を越えた書き物に仕上がっている。
この作品を手にしたのは去年の発売直後、なのに、
「空腹の技法 ポール・オースター 新潮社」
を読破するのに足掛け数ヶ月掛かったので、書棚に積まれたまま。
それを半日かけて読み尽くした。
この作品は小説にしては少々スコラ的。
それでも人間と人間の繋がりを描くと、それは国家の問題にまで敷衍できる。
それが今日、学んだこと、その他にもいっぱい。
こうした傑作を一年に一度のペースで送り届けてくれるのだ、
ポール・オースターはやはり凄い。

さて[k.m.n.i」はちょくちょく送られるようなので
昨日、体裁を変えました。
日付的に新しいのがトップに置かれます。
今日も新作アップ!

2001年3月23日、2時半
日付的には昨日、灰野さんat渋谷アピアにbabySitarを持っていった。
半日を灰野さんと共に過ごしたけれど、「このひとはぼくのお兄さんかしら?」と思ってしまいました。
陽気な兄に、陰気な弟。
パブリック・イメージだと想像つかないかもしれませんが、
本気。
babySitarは当初の「ふわふわ」ではなくて「アズ・ティアーズ・ゴーバイ」に使われました。
「可愛い楽器だね」というのが良くも悪くも灰野さんの感想。
ごめんなさい、ベスト・コンディションにしておくべきでした。
曲順を決めるときに「リクエストは?」と訊かれ、「しゃぼん玉」と即答。
これが本番で泣けた!
帰り際に「きみのためなら、いつでもやるよ」って!
にくいねアニキ! かっこよすぎ。
ただアピアは狭いな。

さてk.m.nの「iモード・ヴァージョン」
k.m.n.i!!
独占入手(送ってくれって頼んだんだけどさ)!

2001年3月22日、午前零時半
一昨日、友川かずきさんの新譜の録音が終わったそうで、もちろん灰野さんの分も終了。
友川さんは「滅茶苦茶だね、こんなの音楽じゃないよ、いやあ時代かね」
と「大喜び」だったそうです。
今日は小説教室の予定でしたが、急遽取りやめ。
灰野さんの欧州公演前夜のライブat渋谷アピアに行きます。
灰野さん、ぼくのbabySitarで一曲歌ってくれる予定です。
幸福。
でも小説教室には運がないね。
「抱擁家族 小島信夫 講談社文芸文庫」
不思議な作品でした。
ページ「ソニマージュ・レコーズ」少し更新です。

2001年3月21日、午後3時。
昨日、サイトの扉を思い切って変えた。これで3代目となる。
これからも気分一新のときには思い切って変えようと思う。
そうはいっても先代の扉がぼくにとって至高の形だから、気分が原点回帰のときは戻します。
この雑記帳も本来はコラムだったのに、昨日、知人の女性に、
「あなたが生きているかどうかの確認」
と言われてしまいました。
日記にばかり偏っていたんだね、ので今日一日は原点回帰。
マンガについてあまり触れなくなくなったのに、読んでます・・・・・・マンガ・・・・・・ソレも新作。
「天然コケッコー くらもちふさこ 講談社」
が完結してしまった。
ラストは予定調和の静かな終わり方だった。
でも、あのマンガはああしたラスト以外考えられないし、突飛なことは似合わない背丈をもっていると思う。
最終巻よりも少し手前のざわめく様相を呈した辺りが切なくていいですね。
一時代を一緒に過ごせて良かったって本当にそう思える希少なマンガだったな。
マスト!


2001年3月20日、午前零時。
発作のように涙がとめどなく溢れる。
サミーのお店にはダンス・クイーン(←古語)がいなかった。ウィルスだけを拾ってきたみたいだね。
発熱、あと喉と鼻、粘膜系統が爛れている。家には声かける人もいなくて、涙はとめどなく溢れる。
一人暮らしをこれほど寂しく思った日はないかな?
派遣会社の仕事、すれ違いなのか条件が違っていたようで、
それもすでに留守電に吹き込まれていたのをいまごろになって発見。なにを期待して待っていたのだろう?
発作なのか涙がとめどなく溢れる。
小説教室の教材
「抱擁家族 小島信夫 講談社文芸文庫」
一種の喜劇のような叙述や展開に悲劇が差し込まれている。ウッディ・アレンの映画の仕組みみたいだ。
こんな不思議な作品はないと涙はとめどなく溢れる。
サミーの店のフロアには、はっとするようなダンス・クイーンがいなかった。
扉とページ「ソニマージュ・レコーズ」気紛れに更新したんだ。


2001年3月19日、午前7時半。
本日よりインフルエンザにて学級閉鎖です。申し訳ございません。
また元気になったら更新いたしたします。どうかご理解いただきたく存じます。
のはずでしたが今現在午前9時。薬が効いたのか大分、楽になりました。
サミーの店「why not」で感じたのは、ああ、久しぶりにタバコの煙に巻かれているなってコト。
入店したらいきなり煙がのどにぺったり。
向井千恵さんは大のタバコ嫌いで声がでなくなるということで毎回場内禁煙です。
灰野さんのときも場内禁煙、なのに吸っている女の子が居る。
主催者としてはけしからんとその子に演奏中に注意しようかどうか迷うんですよね。
注意したいけれど、演奏中というのが厄介なんです。ともかく友部正人&灰野敬二は場内禁煙です。
おタバコをお吸いの方は再入場できますので場外で吸ってくださいね。


2001年3月18日、午前6時。
横浜のクラブ「why not」には休日前だけDJが入り踊ることができる。
元々は横浜上大岡でアフリカ料理店を営んでいたサミー。
ところが、お店つぶれちゃった、その後の再起で石川町に新しいお店を出した。
今日は昼間から読書会だけれどALLで楽しんだ。なんでここまで体を酷使するのかというとまた「体重」。
派遣会社の仕事が中々始まらず、家でヒマを持て余しているよりは外に出たほうがいい。
幸い「why not」はドリンク一杯500円で朝まで粘れるので、疲れた財布に優しい。
それにしても「体重」。
毎日体重計に乗ってはため息をつく。早く体を軽くしないとステージに間に合わない。
こういった心境って男アリス症候群ではなくて、
たとえば役作りのために減量に励む役者さんのようなものと解釈してほしいな。
今夜も思ったほどには体重減らなかったな。ステップ踏もうにも腿の肉が重いのなんの。

2001年3月17日、午前3時。
「ヴァン・ゴッホ アントナン・アルトー」に関する論考は、
あれほど↓気張っていたのが馬鹿馬鹿しく思えるほど簡単に終わらせてしまった。
読みを一点に絞ったのと「アントナン・アルトー」論ではなくて、
「ヴァン・ゴッホ アントナン・アルトー」論であるためでしょう。
ついでにサブ・テクストに指名していた
「基底材を猛り狂わせる J・デリダ みすず書房」
を未読のまま論考を書き進めました。
結果、ベラ9枚の論考に終わった。
考え尽くされてないことは500くらいあるでしょう。
ただし、日曜午後のお茶のひとときを兼ねた読書会用であるから、
この程度が丁度いいのかもしれないと自分を誤魔化して生きる。
いつも通りだね。
ページ「探求者は研究舎」に載せる予定が、何を間違えたのか?
単独で一ページ割いちゃいました。
ボケています。
ページ「評伝の精神態様」です。
「探求者は研究舎」は日陰ページもいいところなので、
新作(?)は単独ページくらいが、これまた丁度いいのかもしれません。
さて、アルトーから一時解放されて、今度は小説教室の課題を読みます。
「抱擁家族 小島信夫 講談社文芸文庫」
出だしからぶっ飛んでいてGOO!

ページ「ソニマージュ・レコーズ」も申し訳程度に更新です。

プラス、今週よりやっとYAHOOの検索エンジンに引っかかるようになりました。
おめでたい。
これまではたとえば「ソニマージュ」で検索するとゴダール関連のページばかりにヒットしていましたが、
今週より当サイトのページばかりにヒットするようになりました。

映画ファンには邪魔だね(当サイトでも扱う予定は未定)。

2001年3月16日、午後零時。
アントナン・アルトー論を書くために色々と頭を捻っていたら、
恐怖表現をどうパフォーマンスするか? という6月10日に向けての自分の課題にぶち当たった。
横道に逸れているではないか!
でも、考え出すとキリがなくて、たとえば、自分以外の道具や装置を使うのはご法度とか思うんですよね。
自分の肉体とヴォイス、ギターだけでいかに恐怖を表現するか?
難しいですが、今回のパフォーマンスはその辺をそろそろ自覚的にやらないとね。
アルトーはどうやっていたんだろう? 全集は持っていないし、サブ・テクストにも載っていない。
まあ他人から盗もうというのがそもそもの間違いかもしれません。
さあ、ひとりで考えよう!


2001年3月15日、午前零時。
ゆっくりと部屋の片づけをしてみる。
おNEWのテレキャスターを爪弾く。
新しいリフが芽生えたら、
芽生えたまま、
そのままにしておく。
歌にはしない。
インスタント・コーヒーをがぶ飲みする。
頭だけは使わないように努める。
今週末にアントナン・アルトー論を仕上げなくてはいけない。
一日仕事で切り抜けようと思う。
だから頭は使わない。
下らないマンガを読む。
アントナン・アルトー。
極限まで自分を酷使することが「好き」だった男。


2001年3月14日、午前5時半。
↓のように暴飲暴食が続いて甘いもの大好きが止まらない。
脳みそ疲れてるのかな?使ってないものは疲れようがないのにな。
不思議な夢を見ました。
中学校(おそらく)の修学旅行、大部屋で男女入り乱れて眠る夢。
男女入り乱れてというのが怖い。
でもちょっとしたことで大笑いになったりしたあの頃の感じが戻ってきた。
脳みそが退化しているのだろうか?
眠る前に聴いた「ゆらゆら帝国V」の成せる業か?
実際の修学旅行は小部屋に分散されていて、ぼくは当時から自律神経失調症で発熱。
全然、いい思い出がない。
ただ京都の空気を懐かしく思った。遊びに行きたいな。
京都といえばヴァニラ・レコーズ! カールマイヤーとして認められてインディー・デビューを果たした土地。
いまのパフォーマンスを観てもらいたい。


2001年3月13日、午前1時半。
せっかくのダイエット生活も意味を無くすようなくらい、甘いものばかりを貪っている。
粗食の精神はどこに?
さて、この粗食、宗教と勘違いしないでね。
確かに粗食を習慣とする新興宗教は山ほどあるけれども、ぼくの場合は面倒くさい。
だから粗食です。
お米でビタミン取るには五分付き米をという面倒くさがりからです。
ああ、でも甘いものが食べたい飲みたい。
ダイエット生活は厳しい。


2001年3月12日、午前6時半。
爆笑問題の太田光の文章が上手くなってきている。
元々、カート・ヴォネガットが好きなだけあって、そんな資質がやっと芽生え始めている。
「三三七拍子 爆笑問題 二見書房」

「基底材を猛り振るわせる J・デリダ みすずライブラリー」
と併読。
ぼくは難しい本を読むときは傍らに柔らかい本。柔らかい本を読むときは傍らに難しい本を。
てな具合なので、毎日、硬軟両刀で読書。
今週末にはアントナン・アルトー論を書き上げなくてはいけないので、
早いところデリダを読み尽くさないといけないんだけれど、
爆笑問題(というか太田光)の文章も滋味深くなってつい遠回り。
今日はハウス・クリーニングのひとが来るのさ!


2001年3月11日、午前零時半。
ひとり暮らしになって自由になったのが「食事」。
ぼくは実家を離れている間中、粗食にならされていたのだけれど、実家に舞い戻ってきた途端に贅沢な食事ばかり。
ええ、それこそ贅沢な言いがかりなのは承知の上、でもオーヴァー・カロリーで10kgも太ってしまったよ。
それが昨日から粗食開始! 玄米、五分付き米のごはん。それにごましお、ひじき。人間これで十分。
あと「不安」ネ。これがダイエットによさそう・・・・・・。なんだか正しいひとに怒られそうですね。
でもインスタント食品には頼らないので許しましょう、そうしましょう。
夏の哀秘謡、三上寛公演の対バン、あのひとのユニットに決めました。交渉です。
ページ「ソニマージュ・レコーズ」「sonimage records」すずめの涙、更新です。


2001年3月10日、午前6時半。
昨日、両親が大阪へ引っ越した。
これまでぼくが親元を離れることはあっても、親に巣立たれることはなかったな。
一人暮らしも実は初めてになる。これまではいわゆる同棲だったから。
親が巣立ったあとの静けさは創作に向いている。あまり邪念なく、つまり邪魔されることなく創作に没入できそうだ。
ただ困りものは派遣会社の具合で仕事が始まらない。ケチが身に付きそう。
それもいいことだと捉えるのだけれど、仕事は始まってくれないと不安で大変。
自炊は初日から快適。洗い場のスポンジを買ってこよう。
母との別れ際はさすがに目頭が熱くなった。おとといからの熱のせいさ。


2001年3月9日、午前零時。
芥川賞受賞作を読む際に、毎回思うことがある。
「ああ、このラインをクリアできればいいんだな」という感慨。コレ非常に強烈に思います。
嫉妬交じりの読みにならざる得ないんでしょうね。だから意地悪な目で読んでしまう。
うーん、もう少し気楽な関係で小説との距離を作りたいのですが。
今回の芥川賞「聖水 青来有一」
はオーソドックな語りの文体。地味ながら・・・・・・地味。
「熊の敷石 堀江敏幸」は未読ですが、↑よりは素直に楽しめそうです。
うーん、でも石原慎太郎、こいつ早く芥川賞の選考委員辞めてくれ。
ついでに都知事も。


ええ、結婚なされてからさらに嫌味度プラス読むと凹む度加速のマドモアゼルこけしの「kmn」更新です。


2001年3月8日、午前11時。
入眠剤が増えたんです。起きてからの残りがまだうまく調整できません。
やがては乗り越えられるようになるんですが、いまはまだまだ。よって更新もこんな時間になってしまいました。
芥川賞受賞2作を読んでます。今回はハイレベルですネ。
話題を投げかけるには地味な作風ですが、芥川賞はこういうときの方が、レベルが高い。そんな傾向があると思います。
それよかインフルエンザ治ってないじゃん。また熱出てきたよ。
困りもの。


2001年3月7日、午前9時。
インフルエンザが猛威を振るっています。
身体粉々です。熱、咽喉ひりひりがんがんしてます。そんなひとに日記を求めてはいけません。
本日、学級閉鎖。
のはずでしたが、冷たいアイスなんか食べたら少し熱下がってきました。
ただこんな頭沸騰状態だと寝ながら読書という訳にもいかず、ただひたすら汗を流しています。
やっぱり学級閉鎖かしら? アントナン・アルトーについて考える、う、頭痛い。
あ、そうそう、当サイトのBBSには広報を気軽に載せてくださいね。活気があるのが一番です。

「kmn」更新です! いいこともあるものだ。


2001年3月6日、午前零時半。
午後4時最終稿発信。
ステージに立つ芸術がぼくに迫るもの。
敏捷性、身体美その他。
ぼくは子供の頃から美醜コンプレックスがひどくて拒食と過食を行ったり来たり。
いまは過食の方に振り子が振れていて、でも昨日から食べた後に吐きそうになりだした。
これは拒食へ振り子が振れ始めるサインだろう。
いま顔に出来ているアトピー性皮膚炎がまた頑固だ。
デブでアトピーでなんてときと、細くて肌すべすべというとき。その落差が激しいぼくにとっていまこそ正念場。
いまのデブでアトピーを一体どうやって治す気だろう?
絶食。
たぶん絶食だと思う。
不健康、異常だと思われてもこころの平安のためだから仕方なし。
おかしいかな? ぼくを「普通」だと思う自分がいる。


2001年3月5日、午後1時。
昨日は不順な天候のためなのか、久しぶりに不安焦燥感で困りました。
その際に薬の分量を間違えたので、まだ強烈に眠いです。
昼食時間に訪れた方、更新遅れてごめんなさい。
いしいひさいちの「バイトくんブックス」を読んで不安の波を抑えようとします。
青春の残酷さを面白おかしく伝えるこの作品は、松本零士の「四畳半もの」そのものを引き継いでいるようですね。
さてお話変わり、いまアントナン・アルトーと向かい合っているんですが、
読書会という空間でどう扱っていいものか迷っています。
太田正夫先生の読書会は非常にくだけたもの。その空間での取り扱いが難しいです。
矮小化も、熱狂的な扱いも許されず、しかしコンパクトにまとめるって非常に難しい。
多分、このお話はしばらくこの日記を占めると思います。


2001年3月4日、午前6時半。
一昨日、昨日↓の呼称問題でかなり疲れました。
名前、それは燃える命ですByゴダイゴ。
こういうところで生真面目でありながら他の部分をおろそかにしているのは何故?
一昨日「読むという事実を作るために読んだ」
「滞留 ジャック・デリダ 未来社」
がやっと胸に染みてきました。
証言の中に滞留している文学へのチャンス、そんなお話でしたね。
あと次回読書会のサブ・テクストで
「アルトーへのアプローチ スーザン・ソンダグ みすずライブラリー」
を読み終えました。アルトーの演劇論ですが、興味深かったです。
派遣会社の方が滞っているので、週末は読書三昧です。


2001年3月3日、午前5時半
決定稿発信。
昨日、非常に恥ずかしい自らの失態を発見。
BBSにも書きましたが、sonimage recordsの日本語表記は
これまでのソニマージュ・「レコーズ」ではなくてソニマージュ・「レコード」が正解。
というのもsonimageってフランス語なのでrecordsの最後のsは発音しないんですネ。
あーはっはっは!
正確に記するとLes sonimage recordsで、Lesは煩わしいので省いた。
残ったsonimage recordsこれ、先ほどのようにsは発音しない。
Lesがあれば間違わずに済んだのに、ここらあたりで失態。
でもそれでもソニマージュ・「レコーズ」でこれまでご指摘がなかったのが不思議。
多分、みなさんそんなことはどうでもよかったのでしょう。
ホントにどうでもいいことですものね、この国の中では。
自分でも「ソニマージュ」は大事でもレコーズかレコードかなんてな話はどうでも良かったよ!
あーはっはっは!
これからはソニマージュ・レコードとソニマージュ・レコーズを臨機応変に使い分ける、でよろしくお願いします。
ああ、恥ずかしい。


2001年3月2日、午前8時。
ぼくは29歳でありながら、いまのところ実家に寄生して三度の食事を恵んでもらっている。
大人とはいえないね。
ところで、この食事の際、イヤなのがNHK好きの母。ぼくにはなんで笑えるのか分からないところで大笑いする。
あの真綿の肌触りのようなNHK的刺激はたまらなくいやだな。
でも民放的な刺激がいいのかといえば、道徳観からそうも言えない気がする。
民放の「これでもか! これでもか!」の刺激は困ったものだモノね。
いっそのことテレビとは、無縁な暮らしがいいのかもしれない。
ただ、そうなるとたまに観るNHKで大笑いという「耐性」の問題がでてきそうだ。
ううん、それにしてもくだらない日記だ。


2001年3月1日、午前8時半。
いよいよ3月かあ、やりのこしたことがいっぱいありすぎて眩暈がする。
昨日、ジャック・デリダ「滞留」を強引に読み終えた。
これからアルトー論を書くためにいくつかのサブ・テクストを読まなくてはいけない。
そのために交通渋滞、まさに「滞留」していたジャック・デリダ「滞留」を読みきる。
でも、こうした読み方って残るものが本当に少ないね。
「読んだ」という事実を造るために読んだようなもの。味気ないし勿体無い。
お話変わって、太田正夫先生はいま「拒活字症」だという。
読みたくても内容が頭に入ってこない。気分が悪くなる等々。
たまにならぼくもこんな日がありますが、恒常的に続くってないなあ。
怖いですネ。


2001年2月28日、午前7時。
空白に何かを書き付けるというのは毎度苦闘の連続だ。
とくに昨日のように「生きなかった日」について、本日、その日記を書き加えるのは難しい。
昨日は本当に生きなかった。プールしておいた強めの睡眠薬で眠ってしまった。
一ヶ月に一度、もしくはそれ以上の頻度でこうした「荒療治」が必要になる。
生きているとなにをするか危ういときに、この「荒療治」を必要とする。
ただ目覚めた後、日記をつける習慣が出来てから、後悔する。
昨日を生きればよかったと、空白が重い。

2001年2月27日、零時半。
人間辞めてませんか? 最近のぼく。
ええ、辞めてます人間。
どういうわけか知っているのですが、webで明かすほどお馬鹿じゃないので、まあ短く書くと
体調が死に至るほど悪い。
一日動いて、一日休むの繰り返しです。
こんな状態のときに派遣会社から仕事の依頼が! もう財布も貯蓄もブラック・ホールなので、仕方なし働きます。
webの更新がまたまたゆっくりになると思います、ごめんなさい。
お話変わって、なんだか小説に打ち込まなきゃなって思いました。
存在証明って奴じゃないですよ。もう少し大志を持って。
さて、
「空腹の技法 ポール・オースター 新潮社」
やっと読了。
オースターは毎回、一日や数日のうちに読んでしまうのですが、今回は異例に長かったです。
読了まで長かった分だけ胸に染み入るものも多かったです。
マスト!

kmn更新です


2001年2月26日、午前5時半。
昨日↓は月に一度の太田正夫先生の読書会でした。
帰り道に「マグノリア」というプレイリー・ドックのいることが売りの喫茶店で先生とコーヒー。
「最近、なにか映画観ましたか?」と訊かれました。
「観てません」
数年前は結構、観ていたのに、なぜか近頃映画館に足を運びません。
以前はレンタル・ビデオ・ショップの学生バイトでお店のもの借りまくり、さらにロード・ショウ! だったのに。
ここのところサッパリです。これは多分に女性運でしょうか?
「映画館には女の子と行く」という公式が、無意識に生活様式に染み渡っていたのでしょう。
駅前の看板に懐かしいガス・ヴァン・サント監督の名前が! でも主演はショーン・コネリー?
もうすっごい冬眠から目覚めたから、浦島太郎状態も甚だしい。
かってのアメリカのオフ・ハリウッド王がショーン・コネリーかい。
でもリハビリに観に行こうかな。ただタイトル忘れちまったよ。
こうして封切りも終わるんだろうな・・・・・・また。
太田正夫先生はワイダの新作で眠ったそう。でも、映画館に行くだけ、ぼくと違う。
sonimage、ソニマージュ、←この、ゴダール様から頂いた名前が泣いてますね。


2001年2月25日、午前6時。
月に一度の読書会でお世話になっている先生は太田正夫氏。
この国の国語教育学の第一人者です。
専門の国語教育学でもズバ抜けた成果を残しているのですが、もうひとつ隠れた成果が!
それは太宰治が玉川上水で入水した場所を特定したこと。
若かりし頃の先生が玉川上水のほとりを奥様とデートしていたとき、二束の履物が揃えて置かれていた!
ああ、また誰か入水したんだねと言いながら帰宅。その後に太宰治入水心中の報道が。
ところが当時、新聞発表された入水の場所が推測ででたらめだったことから
先生は警察に駆けつけ場所を特定させた、そんな逸話があります。
先生は太宰治のように庶民が飲む水に入水するとは文学者にあるまじきこと
となじりますが、それでも三鷹市が玉川上水のほとりを「ロマンス街道」という野暮な名前にしようとしたとき、
それでは太宰が浮かばれぬといって署名活動を展開。「桜桃通り」と名前を改めさせました。
「桜桃」は太宰治、本当の晩年の名作短編。
ひとつ食っては種を吐き。


2001年2月24日、午前1時。
読みかけの本に
「取替え子 大江健三郎 講談社」
がある。
内容面でちょっと躓いたために今日まで僅か数ページしか読み進めていない。
ただこの本への書評のレベルの低さが気になるので、むしろ最後まで読み倒してやろうと思っている。
ノーベル文学賞を獲ってからこの方、評判が悪い。書評が低レベルな悪罵で終わっていると思う。
実はぼくだって書評する人の悪感情も分からなくはないんだけれど、でも行き過ぎ。
この作品は故・伊丹十三について書かれたものなんだけれど、
書評ときたら<伊丹十三と大江はホントは仲が悪かったのに「おかしい」>だって。
書評になってないよ、これじゃあ。
もっと内部的な「おかしい(躓いたよ)」があるので、そこをきちんと突かないといけないと思う。
なので最後まで読んでやると思うのです。
あとデリダとオースターと島田雅彦、読みかけで渋滞しています・・・・・・。
↑の顔ぶれはもう「読みかけ御三家」ですネ。なので三ヶ月計画です。


2001年2月23日、午後零時。
病状がまた悪化したのか、昨日の小説教室をお休み。
せっかく読んだ太宰治だけれど、健康第一で仕方なし。
課題は「晩年」のなかの「思い出」についてだった。
「葉」だけがやたらと鮮明な「晩年」の中でも、「思い出」はやはり重要なもの。
太宰治の最初の嘘つきはこの作品だろう。
でもその嘘つきが後年と較べるとまだ可愛いのがいいですね。
なんてことを教室で話したかったな。
あと男性の女性性の獲得に懸命だったこととか。
残念!
景気が悪く、今日も引き続き寝たきりです。
なんて↑寝たきりばかりは許されませんでした。
友川かずきさん友部正人さん双方で灰野さんの件で大きな進展がありました。
お楽しみに。


2001年2月22日、午前5時半。
我が家の父親はそれほど、いわゆる教育
熱心ではなかった。
ただぼくに「読書癖」だけは付けようとしたのだろう、毎晩、枕もとで本を読んで聞かせた。
そうした幼児体験は確かに成功して、いまでは立派な活字中毒者に育ったよ。
父親が読んだことをよく覚えているのはマーク・トウェインかな。
それも前期の溌剌としたものばかりではなくて、
後期のペシミズムの作品までも読み聞かされた・・・・・・。
ガルシンの「アッタレーア・プリンケプス」もよく覚えている。
ロシアの作家・ガルシンの残酷童話。
いまでも
「赤い花 ガルシン 岩波文庫」
に納められてている。
この本は村上春樹の奥さんが、ハルキにプレゼントしたというエピソードを成人してから知った。
残酷だけれど素敵な話だったように思う。
背の高い樹木アッタレーア・プリンケプスが自由を求めて植物園の硝子を突き破るまでに成長する
そんな話。
でも、確かアッタレーア・プリンケプスはせっかく得られた外の世界が極寒であること
そして硝子を突き破った罰で根から切り落とされたような気がする。
うろ覚えで間違っていたらごめんなさい。
そんな話を聞かしていた父親がぼくに最後に読み聞かせようとしたのが
エドガー・アラン・ポー
でも中途で終わり、ぼくの文学人生はポーから始めなければならなかった
それが今日のお話でした。


2001年2月21日、午前1時半。
ぼくの太宰治デビューは20歳。
もちろん「走れ、メロス」は除かれるんだけれど、
それにしても信じられない位遅いでしょ?
訳はたくさん在るけれども、
そもそも高校を一年の前期も終わらないうちに中退したことが大きいと思う。
太宰治って高校の教室のポジションのひとつだと思うんだ。
なんというか教室の片隅でひとり読書の光景みたいなね。
でもぼくは家に閉じこもって大学検定の勉強で過ごしていた。
それでも、たとえ高校に行っていても、太宰治は必要としなかったと思う。
もっと芳醇な読書体験を小学生からしていた気がする。
北杜夫の初期純文学がそれ。小学生にも読める、しかし事実、上質な文学だと思いたいな。
三島要らずだったのも北杜夫の初期に接していたからだと思う(三島は北杜夫のファンであり親友だった)。
「少年」「牧神の午後」「幽霊」(「幽霊」以外は中公文庫)。
あそこには手塚治虫的な原風景があって、その至高は「どくとるマンボウ昆虫記」に結晶するんだね、いいねえ!
いまなお老いて盛んに眩暈のする文章を書いてくれます、その持久力に頭が下がる思い。
「男の子は女の子に照らされて生きている」

きちんと生きた人だった。
ただ、これは小学生の頃の話かな? あるいは延長線上にあるぼくの文学的な原風景。
高校時代は中学時代の惰性で、ポーとかスティーブン・キングとかラブクラフトとか
オカルトに繋がるものばかりを漁っていたもの。
純文学でもクンデラとかG・マルケスとか、当たり前に奇妙なものが好きだった。
それも海外文学オンリー、散文詩も多かった。
いま小説教室で読んでいる太宰治。
活字を追いながらも「出遅れ組」の気後れがちらつくんですよね。
過ぎた季節に読んでいる気がする切なさは「ジャスト・タイミングで乗れた人」には分からないのだろうなあ。
ただ読んでいて嫌な気にはならない。
当たり前か。
さて、もう
AGE29

2001年2月20日、午前3時半。
「男の子は女の子に照らされて生きている」
もう起きているとなんか妙な耳鳴りがする時間です。
今日をまっとうに生きれないことが
午前3時半に分かっちゃう心境の日ってないですか?
今日がそうです。
さて
「男の子は女の子に照らされて生きている」
は前日の読書体験と「ひみつ日記」から知ったこと。
いつかエッセイにしてやる!
ええ、小説教室の太宰治「晩年」の課題をメンタル・クリニックのソファで四読目。
ああ、男の子は女の子に照らされて生きているんだなあと思いました。
太宰治は男性の女性性の獲得に時代を先駆けて、
だからって女性と入水しちゃうのもいけないよね。
新人賞の応募のために「文学界」を買う。
そのついでに傍らの「月刊PLAYBOY」に田口ランディだ!
藤原新也と対談? どっちもきらい。なので、読む。
田口;男性の女性性の獲得が、
それは結構なんだけれど、このひとジャック・マイヨールとかを本気で崇拝しているよ!
アホ?
それってかなり、
’80年代のニュー・サイエンスの腐ったカスだと思いました。
田口ランディって要するに田中真紀子じゃん。
ポケット/空白の期待/気体に生まれ/埋まれたもの。
もう悪いのは田口ランディ本人とかじゃないよ。
誰か席を変わってあげなきゃね。
「男の子は女の子に照らされて生きている」
いつかささやかなエッセイの末尾を
そう結びたい。
見送りの日

「k.m.n」更新です。メール・マガジンの新たな女王。心強い。

2001年2月19日、午前8時。
第二期「スネークマン・ショウ」に「戦争はイヤだ、死ぬのが怖い、イヤだ」というフレーズがあったケド、
あれってスマートかどうかかは分からないけれど的は射ていて確かなこと。
国内の政治の低迷に目を奪われて忘れがちなのが
アメリカとイギリスによるイラク空爆。
いまのイラク以上に「ならず者国家」っていえそうなイスラエルには支援。
イラクは空爆という「二重基準」も憎たらしいのだけれど、ぼく個人としてはスネークマン・ショウ的な
イヤだ! 
が先立つ。
見送りの日


2001年2月18日、午後6時。
読むべき本、読みたい本が歳とともに減ってきている
そんな気がする。
だから読みかけの本ばかりが山積みされる。
こうした場合、小説教室や読書会など半ば強制的に読まされるというのはありがたい。
(田口ランディはけなしまくりましたが)
太宰治の「晩年」を三読。
「葉」
はいいね、
飽きないところが太宰の不思議。


2001年2月17日、午前10時。
ページ「世界のはじまりの朝」の作者
朝比奈益代さんからメール。
ぼくが書いた散文詩風の印象批評に触れて
「わたしの作品てそんなに危機的なものを感じます?」
いえ、危機的ではなくて
「危機」
それも生まれたてのもろさやはかなさに似た危機を感じたんです。
朝比奈さんの作品とは年末のグループ展で出会いました。
ちょうど友部正人企画にぴったりかなと思い声を掛けました。
なんともいえない
「危うさの構図」

「まだ砕け散りはしない瞬間の幸福」

一緒になっているようで素敵です。
webだと分かりづらいですが実物はもっと素敵なんですよ。
まだご覧になってないかたは
ぜひ。

今日はkmnが来たのさ!


2001年2月16日、午後6時
今日は念願かなって寄稿文書を。
「aftermoon」さんからの投稿です!


みなさん、なかおさんが自主休息についている間の間男です(笑)
さて、今回のおだいは僕が考えていることのひとつ。
「加速に対して、加速で立ち向かっていいのか」という
??????????がたくさんつくお題です。

加速とはもちろん比喩です。

加速とはこの生きている時代、社会のスピード。
人とのふれあいが加速することを意味しています。
そしてそれが違うということを証明するためにはやはり加速で立ち向かうことの矛盾です。
そのスピードに乗れない人は振り落とされている。
癒しがブームになるわけです。
そのスピードが間違っているけどどうすればみんなが一緒に歩める速さになるのか、
または個人個人がそれぞれのスピードを持ちそれがひとそれぞれ違うと僕らが(社会が)認めること。
それが僕が考えてきたことです。

最後にこれがこの題にぴったりの物を引っ張ってきました。
アクセルは踏みっぱなし、ブレーキは意味をなくし、クラッチは間違ったところにギアを入れる。
もうすぐデッドマンズカーブしかしそれに気づく人はほとんどいない。

aftermoon


2001年2月15日、午前零時。
日本全国1000万人の作家志望の方!
ホントに思うのは「そこそこ」のものを書ける人はそれこそ1000万人いるってこと。
いまも小説教室の生徒さんの作品を読んでいるところなんだけれど、
コレ、出版されていても不思議はないような出来。
ではどうやって「そこそこ」をブレイク・スルーするのか?
やはり書いている中身に尽きる。
技術的には横並びだったら、のこりは内容だよね、
と自分を励ます。
AGE29


2001年2月14日、午前1時半。
こころがダメになったときは
テレヴィジョンのヴァラエティ番組を6時間位、ぶっ通しで観たり、
クレヨンしんちゃんを全巻読破しようとしたり、
そうして実社会との軋轢を極端なまでに薄める。
どうしてこんな「大人」になってしまったのか?
そんなことを時々思い返しながらも、こころのケアに努める。
最近はスマップ・セラピーを開発した。
数少ないスマップのシングルを延々と聴く。
荒れ狂う海が少しだけ穏やかになる。
不思議な話だ。

2001年2月13日、午後4時。
久しぶりに良質の眠り。
って、連休中も寝てばかりではというツッコミもありそうですが
眠りが浅いものを貪っていたのです。
さて
「トリエステの坂道 須賀敦子 新潮文庫」

読み終わりそうという方から
次のお薦めは?
と悲鳴のようなメール
でもね、あの作品の後に満足できる作品なんて考えられません
同じ須賀敦子さんの著作を薦めましょうか?
困った。


2001年2月12日、午前7時半
さて、さんざん触れてきた
田口ランディさん
昨日「アンテナ 田口ランディ 幻冬舎」を読了。
なんで批判しておいてこんなに熱心に読まなきゃいけないのかというと、
月に一度の太田正夫先生
(このお名前だけでピンと来る方いらっしゃいませんか?)
の読書会の題材なので。
で、
「コンセント 田口ランディ 幻冬舎」
に塗れていたオカルト特有の貴族意識みたいなのは薄れていました。
登場人物の多さが視点にばらつきを設けたため。
ただ、残念なことに、それが仇となって今度は予定調和に終わっています。
うん、書くというのは難しい。
散々けなしたぼくの責任かと思ったりもして
なんだか申し訳なく思えてきたカナ?
さて、お約束のあたらしいページできました。
朝比奈益代展
「世界のはじまりの朝」
繊細な表現を生かすためにどうしても容量が重いですが、許してください。
BBSでは早速の反響
朝比奈さん、
うれしいですね。

2001年2月11日、午前零時半。
こころがようやくweb仕様になってきました。
1週間ぶりくらい?
疲れたらすぐ休webしてしまうぼくですが、
sonimage groupementで新しく紹介するひとのページを公約どおり仕上げないと。
きっと素敵なページになります。連休明けを楽しみにしてください。
さて、散々けなしている
田口ランディ
新刊の「アンテナ 田口ランディ 幻冬舎」
の方は、
まだましな気がします。
読みかけですが、これもひどかったら、もうこのコラムで取り上げることはないでしょうしね。
いまは自分の小説に厳しいので、
他人の小説にも厳しいのです。
AGE29


2001年2月10日、午後3時半。
体調が悪くて、
眠りを貪っています。
眠っている最中に、
「コンセント 田口ランディ 幻冬舎」

何故、あれほど憤りを感じたのか?
そんなことばかりを考えていました。
多分、結論は一種のオカルトもの(逃げようがないと思う)なのに、
スティーブン・キングがモダン・ホラーの開拓とともに行った
様々な反権力的な企て、
それが、跡形もなく消え去っている。
むしろ後退しているせいだと。
そこに怒りを感じたのだと思うのです。
これは大切なお話ですよ。
とはいえ誕生日の翌日に惰眠を貪り、こんなコトばかり考えている。
少しまずい。
AGE29


2001年2月9日、午前零時。
私事ですが今日からAGE29.
もう後がない年齢ねなんて指摘は止めてね。
いくつになってもブレイク・スルーできるかどうかはそのときの力!
なんだけどさあ
力が減ってます。
昨日の日記↓なんて目も当てられない。
でも書いてアップ・ロードしたら取り消し不能なのが
日記。
さてぼくが力減っている分、
ダイナマイト★こけしさんの「kmn」
新しいのが来ました。
いつもメールで送られてくるのですが、「kmn」が来る瞬間て勘で分かるんですよ。
今日は久しぶりにその予感がしたら、
やっぱり!!
ゆっくりご賞味ください。
さて、色々なページに掲げていた「ほぼ毎日更新」の文字を消しました。
これからは量より質だとつくづく感じます。
日々のアクセス数に影響があると思いますが、サイトの質を上品に保ちたいのが譲れない本心です。
どうかご理解の上、これからもお付き合いください。
AGE29

2001年2月8日午前11時半。
話題になっている
「コンセント 田口ランディ 幻冬舎」
を読んだ。
正直言って、なんで話題になっているのか分からない。
ヒロインの貴族意識は一度も崩壊することなくヒロインは最後までヒロイン。
貴族意識って嫌なものだ。
そこに危険なものを感じるのでこのコラムで取り上げた。
肝心の文章も説明的だし、エンターテイメントだから・・・・・・目くじら立てるほうが野暮って訳にはいかない。
取り扱われている諸素材はもっと良心的に扱う、そのモラルが決定的にないから。
見送りの日。

2001年2月7日、午前零時半。
友達の大学生からメール。
「21世紀に『資本論』を読む現代的な意義について答えよ」
だって。
いま、その返答メールに困っています。
「見損ない」
という日本語があって、
「資本論」は資本主義社会を見損なうことのないために読むもの。
実は「21世紀も当面、資本主義の世の中だから、『仕掛け』を見損なうことのないように読む」
としか言いようがないのかも。
つまり設問は
「20世紀において『資本論』を読む現代的な意義について答えよ」というのと、あまり大差がないように思える。
ただ21世紀も資本主義は危機を内包し続ける、その危機の緊迫の度合いが激しくなる
だから
「資本論」を読もう。
くらいかな?
だってさ、
ルイ・アルチュセールは1965年に
「わたしたちは資本論を百年間読んできた」

「資本論を読む ルイ・アルチュセール ちくま学芸文庫」で述べていて、
正にその百年間、色んな読み手が資本主義の危機への切迫した解決策を「資本論」に求めてきたのでしょ?
「21世紀だから読む」にはなるほど根拠がある。
でも、
「19世紀、20世紀だから読む」にもなるほどな根拠があったんだもの。
あ、でも20世紀にはこんな歌があった。
「サルトル、マルクス並べても、明日の天気はわからねえ
やくざ映画の看板に夢は夜ひらく」
三上寛の「夢は夜ひらく」
それだけノンキでもOKで済んだのが20世紀。
21世紀はそうノンキでもいられない気がして仕方ない。
そうした危機意識に
「21世紀において『資本論』を読む現代的な意義」

「直感する」
見送りの日


2001年2月6日、午前零時半。
去年の12月6日にこのサイトを立ち上げたので
もう2ヶ月!
こんな営みをあと何年続けるのか?
それはぼく自身にも不明です。
ちょっと更新のペースが遅れていてごめんなさい。
ページ「sonimage groupement」で、あたらしいひとを紹介するために、
膨大な量の作品をスキャンしなくてはならないのです。
素敵な作家サンなので、丁寧に仕事したいです。
しかしいよいよ容量が重くなりますね、確実に。
この「見送りの日」
いいかげん毎日更新していると半年先にはどんなに重くなるでしょうか?
そろそろ対策を考えます。
プラス、ダイナマイト★こけしさんがインフルエンザのために休筆中です。
復活の日まで温かく見守ってください。
2ヶ月間、お世話になりました。
これから先、さらにお世話になりますのでよろしくお願いしますね。

2001年2月5日、午後零時。
昨日、NHKの番組でアルジェリアの内紛の特集番組を見た。
相次ぐテロ。
憎しみ合う国民たち。
問題の根を番組は宗教、民族、歴史に求めていた。
確かにフランスの植民地だった傷跡は深い。
けれど、宗教問題かといえば少し違うような気がする。
問題は国家政策だ。
ようするに政府の問題。
あの国は国家が国内でテロルを行っていた。
それこそ宗教、民族問題という指摘は国家のテロル指揮という個別問題を抽象化すると思う。
いま、その反省にたってテロルへの対策がようやく進むうちに僅かなひかりが見えてきたという。
なんとか硬直状態を抜け出て欲しい。
見送りの日。


2001年2月4日、午前零時半。
灰野さんはぼくが痩せゆくことを心配してくれる。
「痩せた?」って。
それでもぼくは自身のパフォーマンスのためには、相応のベスト・体重を知っている。
今日、現在、そのベスト体重から10Kgも太ってしまった。
昨年の立島夕子展での敗因の第一は、ベスト体重から5Kg太っていたことだった。
ぼくは「男アリス症候群」の第一世代かもしれない。
けれど、
自身の身体美のためにはそうした神経質な精神の在りようも仕方ないだろうと割り切る。
ぼくは灰野学校の第三期生くらい。
「音=身体」
その略式をイヤというほど知っている。
6月10日のソロ・パフォーマンスまで半年もない。
焦燥感がぼくを襲う。


2001年2月3日、午前9時半。
なんだか色々なことがあって、
生活にまみれて
各コーナーの更新ができません
ごめんなさい。
この雑記帳だけが元気、
でもないか。
「Sydney! 村上春樹 文藝春秋」
を斜め読み。
この本の場合、ナナメ読みがちょうどいいみたい。
シドニー・オリンピック滞在記だけれど、オリンピックと関係ないところがむしろ面白いです。
でも、この本はさすがにコアな村上春樹ファン向けですネ。
興味があったら、
立ち読みしてから買いましょう。

2001年2月2日、午前2時。
アクセス・カウンタが不穏な上がり方してる。
誰か何度もアクセスして、カウンタ上げてない?
そういうひとには感謝状。
先日の東京競馬セント・ポーリア賞で、
「ぼくの馬」
ラハイナ・シチー号が2着にゴール!
「ぼくの馬」?
去年の夏、この先、一生馬券を買わないことを前提に一口馬主って奴になりました。
心優しきろくでなし。
こころが疲れたときにこんなニュースを届けてくれるのが嬉しい。
いまはこのコが立派に育って活躍してくれるのを見守るだけ。
強いんだ、可愛いんだ。
夢のラハイナ・シチー号。
行け!


2001年2月1日、午前6時。
スミレと書くより「花」と書きたい。
少ない語彙で多くのものを語りたい。
硬質な文章がぼくの理想とするエッセイだ。
「空腹の技法 ポール・オースター (新潮社)」
を読んでつくづくそう感じた。
初期ポール・オースターの文章は
まったく無駄のないものだった。使われる言葉は直感的なもの。
だけれど直感の行く先が正確だからこそ、説得力を持つ。
ぼくよりも少し年上の売れないモノカキだった当時の彼。
少しは追いつきたい。
ぼくは世界中に何百万人といるオースターの子供。
そこからどこまで飛び立ちうるか?
問題と課題がそこにある。


2001年1月31日、午前5時半。
昨日の診断で入院を薦められた。
ちょっとこころという部位を害しているために。
そうはいっても
様々な企画を置き去りにサナトリウムには行けない。
そんな気持ちの在り様こそが、サナトリウムを勧めているのだろう。
分かっているのだけれど。
先生は言う、
そこには開放病棟があると。
「開放病棟」?
とりあえずベッドがあり、大部屋で、ヒトにまみれて眠る?
眠れるだろうか?
それにしてもと思う。
落ちる道は果てしがないなと。
サナトリウム。
想像できるかな?
ぼくには、ぼくのことなのに、なにも想像できない。
こころという部位を害しているために。

2001年1月30日、午前7時半。
不思議な夢を見るようになった。
割と素敵な夢だ。
やることがなくなった高校生たちが、毎日、毎晩、ススキの穂を売って歩くんだ。
もっと生活に自然を!
これをライム調に変えてススキの穂を売る。
彼、彼女には邪険なところが少しもなくてなんだかいい感じ。
ホントのコトだったらいいのにって、
目覚めるたびに思うんだ。


2001年1月29日、午前9時半。
小説教室のひとが、
いま現在アップしている
「orange」
を通読してくれました。
感想は「ボリス・ヴィアンが好きでしょう?」
ああ、しまったそうかもしれない。
ただ「orange」執筆時にはボリス・ヴィアンは読んでいませんでした.
なのに何故?
実はあの作品の大きな機動力になったのが、
マンガ家、岡崎京子の「リヴァーズ・エッジ」
なので。
岡崎京子は絶対にボリス・ヴィアン好きそうですものね。
だから「orange」にも影響したのだと思います。
いずれにしても感想って嬉しいもの。
アップした甲斐がありました。
めでたし


2001年1月28日、午前8時半。
横浜は昨日の雪ですっかり雪化粧。
とってもバッチィ。
もう少し綺麗になってくれないモノかね。
読む本がなくなった。
正確に記すると読みたい本がなくなってしまった。
でも活字中毒なので、なにか本を!
去年読みかけにしたままの本を漁る。
ううん。
あ、この記事書いてよかった。
いま見つかったよ。
「空腹の技法 ポール・オースター (新潮社)」
♪読みかけの本が何冊もある♪
ぼくはどうあがいてもポール・オースターの子供なのだろう。
できの悪い。


2001年1月27日、午前7時。
忘れたいものが多いときは忘れたいものを振り切るように踊りたくなります。
今日は地元の仲間と横浜のクラブへ。
でね、
どんな曲が掛かるのか前もって店のひとに尋ねたら、
「黒人が好きそうな音楽です」
だって。
グルーブ系ってコトだろうけれど、この発言、大問題だよね?
テクノ系が好きな黒人がいてもおかしくないのに。
ひどい言い方だよね?
ただ今日は忘れたいものが多いので、その店で踊ります。
イイコトに恵まれないんだ。
悪いことを引き込んだのは自分の責任なんだけれどネ。
少しだけ遊ばせてください、
神様。
などとも思いましたが、今日の横浜は雪で大荒れ。
急にストイックな気分。
久しぶりに「ひと」に会いたいんだけれど、いまは身を慎みなさいという、ううむ。
これは天の采配。


2001年1月26日、午前10時半。
デリダ、もう佳境を過ぎてしまいました。
そこで見えてきたデリダは活発な政治人としてのデリダ。
予想はしていたけれど、ここまで活発だとは思わなかった。
あと、サルトルの影響から逃れるなんて無理ですという趣旨の発言も初耳。
マルクスとの濃厚な関係は予想どおり。
「サルトル、マルクス並べても、明日の天気は分からない(三上寛の「夢は夜ひらく」)」
ですが、サルトル、マルクス贔屓のぼくには嬉しい限り。
ただこの
「言葉にのって ジャック・デリダ (ちくま学芸文庫)」
はデリダ自身もインタビュー形式に則っているんで、いつもの講演ものや書き物とは明らかに違うテンポ。
だからこそ上述のようにサルトルとの関係とかも飛び出してきたんだろうけれど、デリダ読みには読みづらいです。
入門書としても難しい論議が多々。
結局、1999年にデリダはなにを考えていたのかを端的に示した書物というのがジャスト・サイズでしょうか?
でも、デリダが千円!
お買い得には間違いないですネ。


2001年1月25日、午前9時。
一時間半前に父親が倒れた。
血圧によるものと思うのだけれど、朝から救急車で運ばれていった。
いま留守を任されている。
もう、父や母がいつ亡くなってもおかしくない歳になってしまった
そう思う。
父は2ヵ月後に定年退職を迎える。
無事に老後を過ごして欲しい。
今週は迷惑ばかりをかけてしまったからね。
さすがに動揺している自分がいる。
いつもの朝だったような気でいたのに。
しっかりしよう。
さて、新コーナーを造りました。
プチそにまーじゅ・ぐるーぷまん
友達のこばやしゆうじくんとその彼女ががんばってくれました。
ご賞味ください。
と思ったら、
正午に父帰る。
いま元気にうどんを作っている・・・・・・。

2001年1月24日、午前10時半。
昨日↓デリダが千円!
などと喜んでいましたが、
読み進むうちにいつもよりも読みにくいことが判明。
理由は、以前、灰野さんがぼくに「僕はアルトーを音楽と思っているからね」と仰っていましたが、
ぼくはデリダもそうした読み方をしていたんですネ。
ただ、今回は問いかけ形式。
インタビューが無粋な音を鳴らしているようで、
イヤなの。
ポール・オースターの柴田訳も音楽的だし、翻訳本に限らず、小沼丹なんて小説家もノロマで不思議な音楽だし。
文字によるメディアと音楽というメディアはどうしてかくも似た側面を持っているのだろう?
不思議。


2001年1月23日。
ジャック・デリダが千円!
「言葉にのって ジャック・デリダ (ちくま学芸文庫)」
最新のインタビュー集なのですが、
文庫本でさらに950円(税抜き)というところが
いい。
いいねえ。
いいニュースとはそんなささやかなものだ。
まだ前半部を読みかけているだけのなのですが、生い立ちから振り返っています。
入門書の体裁をとっているのでしょう。
でも、デリダの少年時代の話とかは目に浮かぶようだ。
いい。
いいねえ。
大分、調子も戻ってきました。
いい。
いいねえ。
ジャック・デリダが千円。

2001年1月22日。
生活上の問題が足かせになって、
友部さんのライブも、恒例の読書会も不意にしてしまった。
いまは忘れたいことが多すぎて、鬱病患者の仕草で惰眠ばかりを貪っている。
「なにかいいこと」
欲しいね。
友部正人&灰野敬二公演の先行予約だけが好調。
今日はトーンが暗いです。
この辺でおしまい。

2001年1月21日、午前1時。
神奈川県警戸部警察署を新春初騒がせしてしまいました!
取調室の空気は冷たく・・・・・・。
そうか外は雪か・・・・・・。
ストーブ位は入れようよ!
これじゃあドラマのまんまじゃん!
結局、後日また! って感じでサラバしてきた。
家族の絆が固くなって良かった・・・・・・カナ?
今日は友部正人さんのライブに顔を「出したい」。
できればビラも配りたい。
namがようやく芸術部門も立ち上がったようでメーリング・リストで早速自己紹介。
なんだけれど、
イヌのように喜んで肝心なこととか書き忘れたまんま。
脳みそ足らないヒトに思われているだろうね。


1月20日、午後0時半。
昨日、数時間だけ
「急!古傷の十二指腸潰瘍の再発のため更新が遅れています」
と表記。
ええ、実際は油断ならないですが、ただの胃痛だと思います。
このところ、ストレスが貯まっていたのと、
痛みのある場所が昔の十二指腸潰瘍と同じ場所だったので、焦ってしまいました。
ただ更新が遅れているのは事実。
ゆっくりじっくり更新で許してください。
今日はこけしさんの尖った新作をアップ。
尖りすぎていて痛いよ(諸事情あり)。


1月19日、午前8時。
寝言で目を醒ましたことってあります?
あるでしょ?
今朝がそうでした。
「なんだとコノヤロー!」
という罵声を夢の中の誰かに叩き付けて起床。
こんな日は、昨夜に遡って安らかな眠りを得たいものです。
寝言の頻度はやはり悪夢が多いですネ。
この悪夢というもの、中々、馬鹿にできず健康を害します。
フロイトはシェルショック(後戦闘症候群)での患者の悪夢が、パーソナリティの固着をもたらすと気づきました。
今日のPTSD(後トラウマ症候群)の議論でもやはり悪夢が話題になります。
いい著作を紹介。
「トラウマの探求 キャシー・カルース編」
何度、紹介しても足りない貴重な書籍。
これはマスト!
です。
ああ、それにしても安らかな眠りをもう一度!

1月18日、午前5時半。
KSD問題で政局が揺れる中、
身辺で悲しいことがあり、
立ち上がるのには時間が必要ってんで、
少女漫画「悪魔の花嫁」読んで脳みそをわざと爆死させます。
そういえば最近読んだマンガの中で、さそうあきらの「やまだまるもちゃん (竹書房)」に触れていませんでした。
さそうあきらといえば「神童」など比較的軽め、でもシリアスな作風で知られていますが、こちら笑いもの。
面白い?
と聞かれれば「個人的には」としか返答しようがなくて、
なにものにも好みがありますが、
マスト!
と宣言できるものを紹介する当コラム
(コラムだったのか!)
では少し弱いかな?
という訳でネタに困り果てた今日ご紹介。
いままでのさそうあきらファンならダイジョウブ。
でもそれ以外の方は「面白いところが分からない」かもしれません。
基本的には幼稚園児のやまだまるもちゃんが「おとしゃん」を困らせてばかりという内容です。
「クレヨンしんちゃん」じゃん!
ここはひとつ古本屋に並ぶのを待ってからが手ですネ。

1月17日、午前零時。
日付が変わったのでありったけの思いを、
なんて、目覚めたときまでネタを覚えているのか覚束ないから。
太宰治「晩年」を読み返すはめになりました。
毎度の小説教室の課題。
いい勉強です。
不思議と行間を読み直しているごとに、以前、読めなかったところが見えてくるんですね。
「太宰治はデビュー作にて完成していた」
なんて言葉、
あれウソじゃんなんて。
語りのあり方をこの人はその後も何度も組み立て直してきたのが分かります。
意外に語りの王道と思われていた語りの姿が、未熟さゆえに前衛的にすら感じるところもあって面白いです。
でも、そうした発見よりも太宰の凄いところは、
「読むものに、なにかを書かせようとさせる力」
だとホントに思う。
そうしてまた、ぼくのPC上にへたくそな小説が生まれるのでしょう。

1月16日、午前10時半。
なんだかNAMのメーリング・リストに自動的に組み込まれたようで、
事情の分からないメールが10通前後舞い込んできます。
深呼吸してよく読み直してみると、それほど肩肘張ってなくって、でもそこが不満といえば不満かも。
さてこちらはいいネット・ワーク
(NAMが悪いネット・ワークって訳じゃないけれど)
友部正人さんの公式サイトの管理人はなおさんからリンクの申し出がありました。
回文マガジンが工事中で勢いのない状況ですが、嬉しいですネ。
NAMのネット・ワークの方が、やはり本来のwebネットよりもまだ小さく感じます。
いかがなものだろう?

1月15日、午後7時。
昨夜「タイタンの妖女 カート・ヴォネガット(ハヤカワ文庫)」
を読み終えた。
非常な虚脱感。
ニヒリズムって
大きな人間愛の裏返しみたい。
こころってところががらん堂になってしまったよ。
みなさんはすでに読んでいるのかな?
名著ですものね。
もっと早く読み通したかったな。
そうすれば、
いまよりマシな文章を書けてたかもしれない
し、
いまよりマシな生活観を持てたかもしれない。
でも、コレからですね。

追記
回文マガジンがしばらく大型工事に入ります。
寂しくなりますが、復活の日を楽しみにしてください。


1月14日、午後0時。
三年間も読みかけだった
カート・ヴォネガットの
「タイタンの妖女」
なんだか昨日、勢いづいていよいよクライマックス。
でもね、人生にはカート・ヴォネガットよりも大切なものっていっぱいあるよね。
だからそんなときはカート・ヴォネガットなんて頭の片隅に。
でもカート・ヴォネガットよりもくだらないこともいっぱいいっぱいあるよね。
そんなときにはカート・ヴォネガットに手が伸びます。
今日の日記も社会性なし。
書きかけのまま少し更新。


1月13日、午前10時半。
熱で沸かされた夢。
夢が面白かったのに、目覚めると霧散していた。
女の子たちは夢をノートにスケッチする。
ぼくにはその習慣がない。
小説教室で見つけた、新たな異才はそんな習慣をもとに作品を生み出しているようなひとだった。
女性。
いつか紹介できる日を楽しみにしたい。
最近、この雑記帳の叙述が薄くなり始めたことを少し気に病んでいる。
そこに、
先生。
「文章を書き始める前には、自分の好きな文章を<読む>といいですよ」
と。
まさにそのとおりだと思う。
デリダやオースターをきちんと読めていた頃は叙述が濃かったって、
「空腹の技法 ポール・オースター (新潮社)」
を手にとってみる。
明日からはもう少し、
そう、少し、
邪な風が、少し、止んだ。
世界が少しだけ軽くなった、
そんな気がする。

1月12日、午後0時半。
ウィルスの侵食、
つまるところただの風邪で、ゆめうつつの境目を行きつ、戻りつ、
枕もとには南Q太とデリダ、身体の節々が痛くて、こちらも行きつ、戻りつ、
昨日、
小説教室で異才を発見しました、
紹介できるその日を、いまからドキドキと待ちたい、
元祖、異才のこけしさんも病み上がりだそうで、でも病み上がり第一弾をアップします、
多くのファンの方、お待たせしましたね、
今回は特に名作こけし。
今日は外出できないだろう、
窓越しに冬、
体内は寒さと熱さを、
行きつ、戻りつ。


1月11日、午前10時半。
風邪ひいてるよ。
信じられない!
今期何度目?
そんなにウィルスの数って多いの?
さて友部正人&灰野敬二のジョイント・ライブ。
Eメールでの先行予約がこんなに好調だとニュー・ビジネスを開拓できそうな気がしてきました。
こういうのって開拓者こそが大儲けできますからね。
どなたか始めてみたらいいですよ。
ぼくはいいです。
ハイ・リターンかもしれないですが、
あまりにハイ・リスク。
でもチケット「ぴあ」の存続を揺るがす今回の反響!
不思議ですネ
Eですね。
友部正人オフィスから
「THE REQUEST TIMES」
とユミさんからの年賀状。
このサイト見てもらえたようで嬉しいです。
曰く「がんばりすぎ」だって、
ハイ、少々お疲れ、なんて言ってられない。
風邪も早く治したい。
こじれるのだけはもうごめんなさいです


1月10日、午前2時。
雨にうたれ、ほつれた糸のように頼りなく、
帰宅しました。
もうすぐ2時。
回文マガジンを「いい方法」でアップしたら、文字化けしたそうで冷や汗。
さっきまで修復。
NOVKINGさま本当にごめんなさい。
日付的には昨日でも、
「↓今日」を引き摺っているよ、辛い。
昨日は珍しく「ソニマージュ・レコーズ」の更新がなかった。
それでもネタだけは拾っておいたので今日以降をお楽しみに。
連休続き直後の平日。
横浜のクラブはどこも閉まっていて、横浜のクラブ事情は本当に貧困。
さて、お話替わり、
また小説を書けるようになったコトが嬉しい。
このマシンはもうweb発信基地だけになってしまうのか? と「マシンとの関係」を図っていたのに、
書けたよ小説。
いまアップしているのは
散文詩「orange」 「イマージュ」、
スケッチ「はなみち」「AGE28」、
小説はない、でしょ?
多分、これからもアップはしないと思います。
自分が管理人のサイトで自身の拠点のひとつを明かせないのはもどかしい限りですが、
小説はあくまで別媒体で発表します。
これまで面倒見ていただいた方のためにも。
それでも、どこか、もどかしさは残り、
居座る、今日は、
どこか、ほつれた糸のようです。

1月9日、午後3時。
今日は「こけしさん」と「回文マガジン」の更新。
新たな手法を用いての更新。
目には見えないところでちょっとてこずっているんですよ。
さて、ただいまドナドナな気分。
これから御茶ノ水までギターを売りに行きます。
まぁ、不要と致命的に分かったからこそ、売るのにも納得するものの、やはりこころ寂しいですね。
生活掛かってなければしないもの。
売ったギターは二度と戻ってこない。
質屋さんとの違いはソコ!
店頭での売値の半分の価格で買い叩かれるからです。
この仕組み知ってました?
ぼくは年末に一本処分した際に初めて知りました。
ドナドナ度高いです。
なんだか暗い話題で広がりもない話なので、
困ってます。
売って帰ってきたら、
更新するかもしれません。

1月8日、午前7時半。
関東平野は雪なんです。
外見れば分かりますね。
このページへの関東以外からのアクセスって想像しづらいものね。
酒宴に次ぐ酒宴で、身もこころもボロボロです。
思い出す言葉は酔いどれ詩人トム・ウェイツの
「アルコールは脳みそに一発一発銃弾を浴びせるようなもの」
ここから生まれ来るものってなんなんでしょう?
ぼくにはなんにもない。
往年の少女漫画「悪魔の花嫁」を読み始めているところ。
あまりに古典的な少女漫画性と、山岸涼子チックなところの混在に爆笑しながら戸惑っています。
いまはもう古本屋でしか手に入りませんね。
これも脳みそへの銃弾。
行き着くところは思考停止みたい。
気をつけよう。
怖いよ。


1月7日、午前8時半。
酒気を帯びてただいま帰宅。
メール・チェックをすませる。
さっきまで表参道のブルーにいた。
まずは石丸宅で落ち合う。
アルトー、
アントナン・アルトーの「ヴァン・ゴッホ」はいいねと話が盛り上がる。
そのあとだ。
寺山修二なら
「こんなブルジョアのクラブなんて!」
そう蹴っ飛ばしそうな空間で酒。
その足で表参道のブルー。
踊り子たちは踊りなれている。
渋谷のルームにしなくて良かったろうね。
ただね、少し、
音楽と光線の噛み合いが気になるんだ。
石丸が拳でぼくを押す。
「ナンパしてこいよ」
フロアで、
ぼくは、
空いている女の子、
飽いている女の子を探す。
男はいつもそんなことばかり考えている?
そんなのウソだよ。
ストロボ・ライトがわずらわしい。
やっと探したいい子ひとり、
そのコ、ホーム・ページ作りに興味があるっていうのに、
我先にと他の男が群がる。
せっかく探したばかりなのに、
ロクに話もできない。
ぼくはもうひとり見つけたよ。
今度は少しホーム・ページの話ができたね。
男はいつもそんなことばかり考えている?
ウソだよ。
アルトー、
アントナン・アルトーの「ヴァン・ゴッホ」は、
人類最高の慈愛だよって、
さっきまで、
さっきまで、
めまいのする散歩。


1月6日、午前9時半。
昨日↓「敢えてベスト1小説に選んだ」
「共生虫 村上龍 (講談社)」
ですが、
実は他にもいろいろとあります。
著名なところでは
「神の子どもたちはみな踊る 村上春樹 (新潮社)」
ですが、もう少しひっそりと生まれた作品
「魂込め(まぶいぐみ) 目取真俊 (朝日新聞社)」
を紹介しておきたいです。
まず、その文体!
南米のマジック・リアリズムを彷彿とさせます。
そして反権力的な内容!
両者が相俟って不思議な作品に仕上がりました。
舞台が沖縄だからこそ、マジック・リアリズムに結晶しえたのかもしれません。
その辺りの創作態度は明らかに企図的なもの。
先日(遥か↓で)紹介した岩阪恵子さんと同じく川端康成賞を受賞。
鮮烈な世界文学の誕生を予期させてくれます。
今日の宝物。


1月5日、午前5時半。
一月も五日目になるとめでたくもなんともなくなりますね。
話題は昨日↓の続き。
引きこもりの話題は本当に尽きないです。
去年、「敢えてベスト1小説に選んであげた」
「共生虫 村上龍 (講談社)」
もこのトピックを発端にさせていますが、
ぼくも危機感ビシビシ。
いつなってもおかしくないということ、友達が閉じこもりがちなのも心配したりして。
昨日は書名を挙げませんでしたが、
「社会的ひきこもり 斎藤環 (PHP新書)」
にお世話になりました。
具体的な症例などを逐一追っています。
そして、あ、ぼくコレだ! なんて簡単に判断してはいけないのに、してしまう。
ここにはあらゆる神経症が「ひきこもり」のタームのもとに語られているせいかも。
あんまり、気にしすぎると「ひきこもり神経症」になりそうなのが怖いんです。
それでも現在、引きこもりにあるひとは100万人!
どういうカウントの仕方か分からないのが難ですが、
これからも「引きこもりシリーズ」、当面、続くかも。
だって怖いじゃん。

1月4日、午後4時半。
今日こそ年初めという訳で更新が大分遅れました。
申し訳ございません。
そうはいっても「社会的ひきこもり」のような状態が続いています。
ただ、厳密に言うと「社会的引きこもり」とは区別されるそう。
当たり前な話ですが真剣です。
先年、
自分は「社会的引きこもり」ではないかと、関連著作を読み漁りました。
結果、「社会的引きこもり」は病に至る初期に見られたり、そのまま完治したりする障害だとのコト。
自分とは色々な意味で少し違いました。
ただ、身近な方や自分ケアのために、新書版くらいの冊子をお薦めしておきます。
さて、今年に入って題字が替わりました。
お気づきでしょうか?

1月3日、午前9時。
島田雅彦の「彗星の住人」を読み始め。
なかなか凝った内容だとは聞いているのですが、冒頭のカンジは島田節ですね。
懐かしく入りやすいです。それから先は難解そうですが。
正月も3日目になると、もう一週間も過ごした印象。
昨日は休webと決めていたので、
1月2日の午前3時までが更新。
その後は疲れきって寝ました。
「社会的ひきこもり」? ってくらいに塞いでて、ついにwebからもひきこもり。
いけませんね。
今日はサクサクと更新します。
友部正人&灰野敬二の先行予約が好調です。
4月27日(金)に
ヘブンス・ドア三軒茶屋に今から行くコトにするって相当な覚悟。
みなさまありがとうございます。

1月2日、午前3時半。
テレホーダイ組はまだ元気かもしれません。
昨日、話題にした「イマージュ、きみは寂しい目をしている」が完成しました。
完成した上で、めまいのする散歩を楽しんでください。
「リンクは途切れないだろう」
というページが生まれました。
知らないうちに灰野さんの公式サイトに、ここのリンクが張られていて(もう、びっくり)、
慌てて造りました。
ページ最下段の「見送りの日」のリンクは異質です。
てんかんに悩むひとたちのまじめなサイトです。
今後、こうしたリンクが増えると思いますが、
病理学上の正確さを期しているところだけに限り、
ぼくにしてみれば「冷やかし」のサイトにはリンクしません。
ぼくは28歳。
最近やっと脳の器質も固まったようで、これからてんかん発作に悩むことはまずないと診断されました。
それでもいま、お悩みの方、ネットや良質のチャットにはグループ・セラピーに似た効果があります。
心配なときに、ぜひ、活用していただけたらと思います。

1月1日、午後1時半。
今日もアクセス少ないだろうと思っていたら予想外の伸び。
既存のメディアがつまらないから?
去年のうちに「今年を振り返る」べきでしたが、今年になって「去年を振り返り」ます。
去年音楽活動が不完全燃焼だった分、文筆活動が盛んでした。
成果は今年になって出てくると思います。
うん、あとはweb。
実はいまだからこそ書きますが、
このサイトは、さるアーティストの公式サイトを編集する約束を受け、その「練習台」に作り始めたものです。
そちらの公式サイトのお話は流れてしまいましたが、替わりにこのサイトが独り立ちを始めました。
中でも反響に驚いたのが、
「イマージュ、きみは寂しい目をしている」
です。
「詩って普段は笑っちゃうんですけれど、あれは素直に読めました」
とか、他にも。
うん、あの程度の書き物で笑われてしまうならば、もう「書き手失格」ですものね。
でも、嬉しいです。
多分今月中に完成すると思います。
既に最終回(?)だけはできています。
あとは間を紡ぐだけ。
「頭の中では」素敵な形で結晶するはずです。
楽しみにしてください。
今年もよろしくお願いしなくちゃね。
今日はめでたい元日なので、社会性ないです。

12月31日、午前3時。
昨日、驚異的に伸びたアクセス・カウンタも、本日は午前中で止まりました。
近所のTOMMY’s CAFEも寂しいひとの入り。
年末って不思議なものですネ。
話題は昨日の延長。
テレビで桑田圭祐がソロで風刺ソングを歌っていました。
「飯島愛の生き方には共感できると娘が言います」
でも弁護士、議員、医師、先生には共感できないって歌。
曲は単調だけれどプロテスト・ソングってその程度で成り立つもの。
歌っている内容も理解できます。それも肌身に染みて。
2001年のこの国には希望が欠けています。
すでに明日、あの夢見た21世紀だなんて白けるのもいいところ。
ただ、石塚隆則画伯の言う通り、
日々の積み重ねの上に今日を築くのがぼくらのやり方だと思う。
青臭いと思いますか?
でも、それが現実のようだって、日々の生活者は思うんです。
希望がないなんて結局、甘えですよね?
多分、
きっと。
北朝鮮から帰国したがっている赤軍たちに、灰野さんは
「お前らは結局、革命のコピーすらできなかったのか。帰国したら僕は殴りにゆくよ」
と。
「超出」します。
いたるところの閉塞から。
sonimage groupementは。
2001年もよろしくお願いします。
なかおちさと

12月30日、午前3時。
今日のアクセス・カウンタ、凄い勢い。
年末休みだからかな?
さて、思い起こすのは今月始め、通っている小説の教室の生徒さん、といっても、オジさんなのですが、
ぼくに本を一冊貸してくれました。
「プラトニック・セックス 飯島愛(小学館)。
年配の方なので失礼のないように、一応借りました、
が、
なんだかモラル・ハラスメントの印象大。
まぁ、それでも読まないまま返すのも申し訳ないので読んでみました。
いわゆる「赤裸々な私」もの。売れているのも無理はないなと思う。
さて、そのオジさんが本を貸してくれた本意は、
なかおさんは文章上手なんだから、ときにはへたくそな文章も読んだ方がいい。
ふうん、確かになにか勉強にはなりました。
ホントに。

12月29日、午前3時半。
さきほど、NAMのサイトに自身の履歴を登録しました。
NAM?
って方は「原理 柄谷行人 (太田出版)」
を手にとってください。
アソシエイショニズムの新たな構想が鮮明に浮き出ています。
実はぼくがsonimage groupementの
「groupement」
にこだわりつづけているのは、
作家や受け手どうしのやさしい相互扶助の形を作りたい。
小さなNPOを造ることで、点在する才能をよりおおく紹介できるのではないか?
作品発表のフロアを提供できるのでは?
そうした着想の元にあえて、
son 音 聴覚
image 映像、視覚
そして
groupement ゆるやかな集団
という名前を構想しました。
NAMはぼくのこれまでの構想に、もっと具体的な肉付けをしてくれるように思えたのです。
さて、
このサイトの「sonimage groupement」のページがいよいよスタート。
石塚隆則画伯から膨大な数の資料を頂きました。
公開工事で毎日、足してゆきます。
こちらもお楽しみに。

12月28日、午前11時半。
自然と更新が遅れてしまいましたごめんなさい。
淀川長治が好きです。
え、ソニマージュ・レコーズでは違うこと書いてなかったか、オレ?
いえ、本当は好きなんです。
あのひとの話は映画が見えてきますね。
それからさき映画批評が進んだ後も、映画が見える評論のアプローチって難しいですものね。
「爆笑問題の対談の七人 (新潮社)」
に同じく「ヨドチョウ」を敬愛する爆笑問題のふたりが対談しています。
キアロスタミの「桜桃の味」を見ていないふたりに死刑宣告を下す晩年のヨドチョウ。
「桜桃の味」
素敵なというか、
潜んでいる残酷な人間愛の形がいい。
晩年のヨドチョウ最後のお薦め映画、
いまではビデオになっています。
マスト。

12月27日、午前1時45分。
なんだかきちんと目覚められるか自信がないのでいまのうちに書いておきます。
日付的には昨日、灰野敬二さんのローディーをやりました。
灰野さんの心のうちが見えてしまう位置というのは怖いものです。
でも恐怖に目を瞑るから怖いのであって、きちんと見れば怖いものなんてないんだと
↑黒澤明のお兄さんのお言葉(in 関東大震災)。
いっぱい勉強した証は今後、このサイトの随所に現れると思うのですが、
しかし、今年、川端康成文学賞をとった岩阪恵子の小説は侮れません。
急に話が変わってますが、さっきまで爆音の中だったのでね。
岩阪文学は日常性の中に覆い隠されていなくてはならないコト。
それがまさにその日常の中で出会ってしまう恐怖を描いています。
コレは少しフロイト流の読み方ですが、
「雨のち雨 岩阪恵子 (新潮社)」
一読、地味ながら、その底は深いですよ。

12月26日、午前8時。
まだ眠気がおさまんないですが、しっかりしないといけないの。
昨夜10時ごろ灰野敬二さんから電話。
「なかおくん、あした空いている?」
ええ、
「じゃぁ、ローディー(スタッフ)をお願いしていい?」
今回で二度目。
前回は当日、灰野さんのマネージャさんもいらっしゃったので気は楽。
でも今回は・・・・・・。
弦がきれませんように!
でも弦が切れたらぼくのストラト(愛器)を弾いてくれるので、それもまたいいかなって
でも、灰野さん。
いつも前日にローディー決めているのでしょうか?
さて、明日かあさって、灰野関連でまたニュースがありますご期待ください。
また、「age28」という著作権フリーのスケッチをアップします。
正直言って現在、アップ・ロードされている「orange」「はなみち」は
作家なかおちさと誕生以前のものです。
作家としての自立は去年のとある中篇あたりからハッキリしてきました。
ただ、たとえwebでも公開してしまったらその作品は「おしまい」なのです。
ぼくが同人誌などに慎重なのはそうした事情からです。
また著作権に関してこのサイトはかなり自覚的です。
なかおちさとの文章は著作権フリー。
その他、寄稿者の著作権は寄稿者自身に属します(「回文マガジン」「ドクトル・こけし」)。
ぼくの文章は著作権フリーだからこそアップしない文章が山ほどあります。
しかし、作家として自立してからの作品も公開したい。
今年の文筆活動は中篇一編に注がれていて、その作品はアップできません。
「age28」は昨夜、思い出しました。
今年書いたスケッチです。
この作品ならば最新の文体を公開しえるし、著作権もフリーでダイジョウブです。
前置きが長くなりましたが、今後、いくつかのオファーがあってページが増えます。
その際の著作権の所在について明確にするためにも、この注意書きが必要と感じました。
管理人、なかおちさとの文章は著作権フリー。
寄稿者の文章の著作権は、あくまで寄稿者に属し、
寄稿者の同意のない無断転載はお断りしなくてはなりません。
今後ともよろしくお願いします。
また「age28」をお楽しみいただけたらと思います。

12月25日、午前4時。
テレホーダイ組がまだアクセスしている時間帯ですが、
目が醒めちゃったのでアップします。
話題は少し不思議に思えそうなこと。
ピエール・ブリュデューの「市場独裁主義批判」
の中の「テレビジョン再論」にこんなエピソードが。
ダイアナ元王妃の事故の際、フランスのル・モンド紙が、事件を一面で報じたことに関して、
フランス国内では盛んな論議が交わされたそう。
「つまりただの自動車事故を一面に載せるとはどういうことか!」って意見。
うん、日本ではあまり聞かれない議論ですが、
みずから王制を倒した国では、当たり前の感覚なのかも。
そしてそれが、世界共通の「当たり前」なのかも?
そんなことを考させられてしまった、
わたし日々の生活者。

12月24日、午後4時。
あら、アクセス・カウンタが上がっている。
こんなに遅い時間の更新でみなさんごめんなさい。
もう、遅いよね。
今日はクリスマス.イヴだから浮かれてたんだろって指摘は当てはまらない。
だって仏教徒だもんていう小学校以来の言い訳でも、
だってマルクス主義者だもんっていう大学生以来の言い訳でもなく、
さっきまで金縛りに困っていたから。
なんかCIAが出てきてぼくの額をナイフでザク!
痛かった、ホントに。
こんな風に寝てばかりいると思い起こすのが、
「痩せゆく男 スティーブン・キング 文春文庫」
この作品はキングの別名、リチャード・バックマンという著者名で出たはず。
別名で出したのにベスト・セラーになってしまって、
正体(作品がキングのものってこと)がばれたという逸話があります。
内容は邦題通り、「ひたすら痩せてしまう元デブの話」
原題は「THE FAT MAN」だからちょっと邦訳過多なんですけどね。
で、いま、ぼくは「太りゆく男」
ぼくには「男アリス症候群」があるのだけれど、そうではなくて本当に太っている。
まずい。
キングの著書「痩せゆく男」は、ひまつぶしにはいいかも。
感動はないです。

12月23日、午前8時半。
会社勤めで社内からアクセスしているひとって多いようで、
となると今日の更新はなんじゃろ? って話しになりますね。
でも、負けずに。
ソニマージュ・レコーズ企画の友部正人&灰野敬二ジョイント・ライブ
がかなり浸透してきたようです。
ソニマージュ・レコーズを読んでないヒトにはおさらい。
2001年4月27日、ヘブンス・ドア三軒茶屋にて
大御所おふたりのジョイント・ライブを行います。
こぼれ話をひとつ。
灰野さんに「なんで友部さんを思いついたの?」って訊かれた時、
ぼくは、
「灰野さんは緊張感ビシビシのNO.1で、友部さんはその逆、
ほのぼのNO.1で両方いっしょに見れたら面白いだろうと思って」なんて答えましたら。
灰野さん、
「うん、それはぼくと友部さんは一緒ってコトなんだよね」って意味深な反応。
やはりこのひとはいちばん音楽が読めるひとだなって納得。
先行予約をメールで受け付けています。
このサイトの「ソニマージュ・レコーズの作為」にて詳細をご確認ください。
きっと幸せな日になりますよ。

12月22日、午前5時40分。
久しぶりにいい時間に目が醒めました。ああ、良かった。
宮部みゆきの「ぼんくら」を読み始めています。
毎度、宮部みゆきは驚かせてくれる。
まだ読み始めですが、活字に視線が吸い込まれてしまうよう。
至福です。
文芸評論家(?)の福田和也が、宮部みゆきをスティーブン・キングの安定性と比して驚嘆していましたが、
その気持ちよく分かる。
ぼくは2000年の今年に宮部みゆきを読み始めましたが、
「理由」「火車」「蒲生抵事件」
など、どれも凄い勉強になります。
実際、ぼくと同じく朝日カルチャー・センターで勉強されていたようですが。
うん、朝日カルチャー・センターはバカにできませんよ。
いい先生と安く巡り合えますから。
閑話休題。
宮部みゆきは毎度、新境地を拓いてゆく姿が素敵。
あと、絶えず実社会と向かい合う姿勢も肝心。
今回の「ぼんくら」もそのようで期待大。
ちなみにただいまのところ、
私的NO.1は、
「理由」
です。
勉強の量がハンパじゃないようで好きですネ。
エンターテイメントは正直、彼女だけ。
新本格派と呼ばれる中の男性陣も読んでみたいです。
お勧めがあったら教えてください。

12月21日、午前0時半。
昨日、「バラ色のcontents」を改築した際に、
一部のページでリンク切れが起こってしまいました。
また、このサイトの「売り」でもある背景画像もリンク切れしたようです。
一昨日、昨日、来訪された方、および、ドクトル・こけしさま。
本当に申し訳ございませんでした。
謹んでお詫び申し上げます。
また、訪れていただいた方は、新たに作り直したモノで、
このサイトの本領発揮の姿をまた見ていただきたく思います。

12月20日、午前8時。
ええ、昨日から今日までの深酒を反省しています。
友達のグループ展と、NOVKISSさまの打ち合わせで青山にいたのですが、
記憶寸断。
渋谷のクラブで踊っていました。
ただね、渋谷のちょいとは名の知れたクラブ。
いんちきです。
踊り子(友部正人風)が「16」の曲を「8」で踊っています。
野暮とはこういう時に使う言葉です。
「8」で踊っているときに生起する「16」の「ハンパ」を肌身に感じないのでしょか?
異常です。
DJが最後にビートルズの「イン・マイ・ライフ」で締めたから「8」で格好がついたものの、
しかしねぇ。
これは音楽貴族の駄弁でしかないものの、それでもこっちは2倍の汗をかいて踊っているんだものの、
「気付いて」
以上、今日の「ちょいと嫌味な」コラムでした。


12月19日、午後12時半。
サミュエル・ベケットの「モロイ」を読み直している。
二読してもベケットは面白い。
まさしく天才バカ本だ。
なんだけれどやっぱり読みにくいのよね。
他の本が読まれるのを待っているのに交通渋滞。
いや、この場合交通渋滞という言葉で正しいのだろうか?
いやわたしは正しいかどうか分からないが、
自分が正しいと思っている範囲で正しいと言っている。
という文体。
中々、キュート。
翻訳本が手に入りにくくなったいま、古い本を何回も読み直すしかない。
何とかして欲しいものです。

12月18日、午前10時。
目覚めてまずアクセス・カウンタをチェック。
夜中にアクセスする人って多いんですネ。
昨夜はイラン・ドロンの「勝手に見やがれ」が大幅更新されたからかも。
ノブキングさま、お疲れ様です。
風邪がこじれていて文化どころではない!
なんて体調ですが、がんばって古いネタをひとつ。
今年読んだ恥ずかしい本NO.1!
「話を聞かない男、地図が読めない女」
きゃあ、恥ずかしい。
でね、中にあなたの男性度、女性度チェック・テストが載ってるのですが、
ぼくは「グレー・ゾーン」でした。
うん、まぁいいかと納得。
どちらも持っているって方が役に立ちますものね。
しかし、あの本。
本自体がモラル・ハラスメントって感じで後味悪いことおびたただしいです。
お薦めない。

12月17日、午前1時。
もう心がどうかなってしまいそう。
久しぶりに灰野さんと電話で会話。
このひとはどうしていつもプラスの力をくれるのだろう。
さらに友部正人さんの奥さん、ユミさんともおしゃべり。
ええっと、ミーハー体質でごめんなさい。
ただ、きちっと成果を勝ち取りました。
「ソニマージュ・レコーズ」のページで驚いてください。
やります。
今日はまた音楽のお話。
昨日は大メジャーなサザン・オールスターズについて書きましたが、
今日は小マイナーなバンド、ペンタングルについて。
イギリスのトラッド・ミュージックのバンドです。
ぼくはサイケデリック音楽がジャンルとしては「一番よだれ」
「三番よだれ」にはJAZZ。
ふたつの間に挟まれた領域にブリティッシュ・トラッド・ミュージックが入ります。
「二番よだれ」ですね。
ニック・ドレイク、アン・ブリックスがその最高峰ですが、
忘れちゃいけないペンタングル。
今ごろ、ペンタングル?
って方は最近輸入CDを漁ってないでしょ?
出たんですよ、ペンタングルのリマスタリング・ベストが。
もう、音が立体的でヘッド・フォンで聴くと凄い幸せ。
なのに、なんで日本盤が出ないんだ、バンバン!
ぼくは普段こそ日本を「文化小国」とは思わないけれど、
素晴らしい音でペンタングルを再体験してみせましょうというレコード会社は一社もないの?
オカシスギマス。

12月16日、午後1時。
ううん、まだ「方舟」にやられてしまってなんだか心もとない。
昨日、細かな改築工事をしました。
これまではお気に入りに入れると
アドレスだけが記入されるのですが、昨夜からはきちんとページの名前で入るようになりました。
なんでこんなコト気がつかなかったんだろう?
今日、「考えたい」のは、サザン・オールスターズのマキシ・シングル
「この青い空、みどり」
いえね、いいなぁなんて思ってしまうんですよ。
粗製濫造ではないサウンド・プロダクション
「TSUNAMI」というメガ・ヒット・シングルのあとにいわゆる「メッセージ・ソング」
うん、素直に称えていいんでしょうね?
ね?
ぼくだけじゃないですよね?
そんなことかんがえているのは
ね?
アナログめいたサウンド・プロダクションが素敵。

12月15日、午前10時半。
昨日見つけたばかりの、しりあがり寿のマンガ、
「方舟」
が凄かった!
「瀕死のエッセイスト」以来かな、結構シリアスなのは。
内容は旧約聖書の「ノアの方舟」を題材にしたもの。
でも、旧約聖書のような救いがない。
時期的には世紀末ムード漂う去年の方がいいのかな?
なんて思ったんだけれど、いいや、旧約聖書通りに、グローバリゼーションという新たな享楽におぼれ始めた
いまこそ!
今年は、望月峰太郎の「ドラゴン・ヘッド」完結や、井上雄彦の「バカボンド」大ヒットなど、
マンガに恵まれた年ではありますが
しりあがり寿「方舟」
年末に出た決定版!
さて、相変わらず風邪がこじれています。
更新内容にも力がなくなってきましたが、完治次第、力不足な記述を更新します。
もうしばらくお待ちください。

12月14日、午前10時半。
ギャラリー「もっと目に毒を!」
の最新作(?)に、ついつい「空中キャンプ」って名づけてしまった。
このタイトルは言わずとも知れていて欲しいフィッシュマンズってバンドのアルバム・タイトル。
いま枕もとのCDウォークマンで鳴らしている。
某サイトで、ぼくはサイケデリックしか聴かない人のように思われていたようなんだけれど、
そんな訳ないです。
洋邦問わず軽いものも聴きます。
毎日、キャプテン・トリップって訳にはねぇ。
それにしてもフッシュマンズは破格の地位。
こんな素敵なバンドがもうこの世にないと思うと本気で泣いてしまう。
いつでも驚かせてくれたよね。いつでも泣かせてくれたよね。いつでも幸せにしてくれたよね。
天国からのギター・トーンが素敵。
ラスト曲の歌詞が素敵。
「夜明けの海まで歩いていったら、どんなにも素敵なんだろうねぇ」
今夜もCDウォークマンでナイト・クルージングするだろう。

12月13日、午前9時半。
今年観た映画の中で忘れられない映画は?
実は劇場公開作ではなくって、自分が10年前にテレビでビデオ録画したモノ。
タイトルは「田舎の日曜日」
何度も見直すんだけれどその度に胸が痛む。
とてもいい感じに幸福になる。
フランス映画だ。
アンチ・ドラマティックという風潮があった1980年初頭の映画。
主人公は確か70歳代でやっと主演デビューを果たした老役者。
内容はタイトルそのまんま。
フランスの田舎の日曜日を切り取っただけ。
でもその一日が老人にとってかけがえのない日になるというお話。
静物画ばかりを描いていた老画家。
そこに恋と革命に燃える娘が遊びに帰る。
娘の奔放な生き方を間近に接して、
老画家はこれまで部屋の中に向かって立て掛けていたキャンバスを窓の外に向ける。
非常に味わい深い作品。
この作品はいまでは中々手に入らないと思う。
昔、中野のお店でこの作品のレーザー・ディスクが、なんと10万円のプレミアがついていた。
他にかけがえのない作品であるにしても、そこまではちょっと尋常じゃないと思う。
版権は東芝さんが持っているはず。
ぜひともビデオともども再販して欲しいな。
なんてお願い。

12月12日、午前10時半。
久しぶりに質の高い眠りが得られた。
二度寝なんかしちゃったりして更新がこんな時刻。
いかんね。
風邪もなんだかまるっきり治らずいかんね。
さて、今日のご紹介は
「トリエステの坂道 須賀敦子 (新潮文庫)」
イタリア文学の翻訳者としても著名な方のご本。
表向きは「私」が見事なまでに滅却されていて、
イタリアの地方都市の人間模様、それも死んでしまったひとたちの思い出を淡々と綴っています。
上品だし、程よい重さ軽さが見事。
ただ、思うのはやはりこのひとの頭のよさ。
「他者」の人間模様を「因果」で結んでゆくその作業は、実際はすごく「したたか」なものだと思うのです。
それでいてしたたかさが下世話にならない筆致。
さて、ぼくの海外旅行経験はイタリアだけ。
だからなおさら愛しいです。
うん、
イタリアを旅するひとへ。
旅立つ前でも、旅立った後でも必読ですよ。

12月11日、午前6時。
昨夜は横浜サムズ・アップにて、
なぎらけんいち、友川かずき、高田渡
を観に行った。
ついでに終演後の打ち上げを眺めていました。
いやぁ、みなさんお酒が大好き。
なぎらさんは上機嫌でギターで弾き語り。
なんと友川さんの「生きているって言ってみろ」なんかをジャラーン。
すかさず止めに入る友川さん。
面白い光景でした。
実は昨日は友川さんに接近して大事な打ち合わせをすることが目的だったの。
打ち合わせは成功。いやぁ、温厚なひとです。
打ち合わせでの驚くべき成果は徐々にページ「ソニマージュ・レコーズの作為」でご報告してゆきます。
ご期待ください。
プラス、お気づきかもしれませんがページが増えました。
やっといい寄稿者に巡り合えたの。
さて、今日は病院めぐりです。
いまから気が滅入る朝。

12月10日、午前4時。
ねぇねぇ、ウソでしょなんて時間に目が醒めてしまったのは、
風邪のせいで、睡眠パターンくるりのため。
さてな、昨日をお約束した今年出会った硬い本私的.NO.1の発表。
といって数えだしたら6冊もあるコトが判明、キャッ! どこが「NO.1」なの?
そのうちの一冊をまず。
今年、発刊ラッシュだったジャック・デリダさんの中から一冊ね。
「デリダかよ青くせいな」
そうです、ぼく青臭いの、どうしようもなく。
まぁ、いいですけれど。
「シボレート ジャック・デリダ (岩波書店)」
パウル・ツェランを題材にしながら、詩というものそのものをしなやかに論じています。
デリダさんのコト、縦横無尽に色んなコトに触れているのですが、「詩」という出版物で接するこの美。
出版物であるが故に、読者は反復して作品に触れることが出来ますが、
その本来は詩が生れ落ちたその一瞬の一回性の美であること。
そんな指摘に目と脳みそを奪われました。
だから、パウル・ツェランは詩の末尾に日付を残すことを終生続けたなんてね。
このデリダの「シボレート」という作品は非常にしなやか。
加えて小冊子という趣なので読みやすいです。
プラス、この本は単純に「硬い本」っていうレッテルは無効かもしれません。
これだけでは説明不足なので、研究成果を「日々の生活研究舎」に書こうかな。
マスト・アイテム。
リカルドさんに続いてshivaさん、お気に入りに入れてくれてありがとうございます。

12月9日、午前5時。
なんだかこの時間に目が醒めてしまうのが常態化しそうでやばいですね。
このサイトをお気に入りに入れてくれたリカルドさん、どうもありがとうございます、ってサイトを越えてのご交流。
今日紹介したいのは12月3日(日)の朝日新聞の書評欄で中野翠さんも紹介されていた、
「写真学生 小林紀晴 (集英社)」
今年の10月くらいに発売されたと思うのだけれど、大型書店ではいまだ平積み。
ああ、ぼく以外にも、色んなひとがこの作品に戸惑いつつも惹かれてるんだろうなって。
この「戸惑いつつも」が肝心。
だって、著作の良さをどうやって説明しようか迷っちゃうんだもの。
それでも今年の「パッと読める本」の中では個人総合NO.1!
表紙のなななん(IMEじゃでないよ)キリコの絵からして、上品な郷愁を誘う。
小林紀晴の文章は懐かしい「村上春樹エピゴーネン」みたいなんだけれど、丹誠。
どこかキリリとしているんだな。
ぼくは写真を撮ったりフォト・レタッチしたりが趣味なんだけれど、
うん、無闇に写真散歩に出掛けたくなるような逸品です。
さて、今年読んだ本の中の「硬派NO.1」は明日のこの時間にネ。

12月8日、午前5時。
今期、4度目の風邪? くしゃみが止まらないので早めのパブロン。
なんか変な時間に目を醒ましちゃいました。
お目覚めのBGMはエリック・ドルフィーの「LAST DATE」。
ソプラノ・サックスはやはり凄いなあ。
灰野さんの前ではご法度の阿部薫のソプラノも好きだけれど、
エリック・ドルフィーの方は粘り気みたいなのがなくて好き(印象批評でごめんなさい)。
もう一度リピートで、冒頭のアルトから聴き直してみる。
うん、粘らないからこそ、
「音楽は空中に消え、二度とはつかまえることはできない」
という言葉を残しえたのでしょう。
この言葉は真理ゆえにシド・バレットに引き継がれたりするんでしょうね。
シド・バレットも「伝説」なんかで囁かれたりする「重々しさ」なんて実際はあまりなくて、
むしろそのしなやかさが素敵だと思うのだな。

12月7日、午後7時。
最近の音楽の収穫はナラ・レオンというボサ・ノヴァの女性シンガーです。
その名も「美しきボサ・ノヴァのミューズ(PHILIPS)」。
このひと、なんだかお金持ちのお嬢さんだったらしくて、そんなに精力的な活動ではなかったのかな?
それでも「遊びまわって、疲れたらこんな声になったのよ」ってな風格と深みがあります。
近所の十字屋というCD屋さんがやたらプッシュしてたので衝動買い。
ジャケットがすっごく良かったのです。
帰って聴いてみたら内容はソレ以上でした。
ぼくは明るすぎるボサ・ノヴァはダメですが、歌心あふれるこのアルバムは最高ですね。
お薦めします。

12月6日、午前10時半
「orange」を古いフロッピーから探し当てて、やっと作業終了。
このサイトに関して、
「ソニマージュ・レコーズ」と「sonimage groupement」の両コーナーで紹介するアーティストの作品や寄稿文章以外は、
基本的にすべて著作権フリーです。
転載(そんな作業を必要とする人があれば、喜んで)自由を前提にします。
このコトは一種のマニュフェストを打ち立てたい気持ちでいっぱい。
自分で守るべき権利はしたたかに守りますからダイジョウブです。
背景のgifファイルがまだまだ重くてごめんなさい。
今日はお疲れなので、明日からまた善処します。

なかおちさと
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